医療機器の保険適用など了承―中医協・総会
2009年10月30日(金)20時35分配信 医療介護CBニュース
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9月30日の保険医療材料専門部会で了承されたのは、「メドトロニック Reliant ステントグラフトバルーンカテーテル」(日本メドトロニック)と「アイノベント(アイノフロー吸入用 800 ppm)」(エア・ウォーター)。
「メドトロニック Reliant ステントグラフトバルーンカテーテル」は、胸部(または腹部)大動脈瘤の疾患部でステントグラフト(ばね状の金属を取り付けた人工血管)を拡張し、血管壁に密着させる機器。血流を一時的に遮断するが、カテーテルの径が細く幅広い血管径に対応できる点が評価され、新たな区分が必要なC1(新機能)として承認された。保険償還価格は6万7700円(来年1月1日から。それまでは暫定価格の6万3600円)。
一方、「アイノベント(アイノフロー吸入用 800 ppm)」は、新生児の肺の高血圧を伴う低酸素性呼吸不全を改善する機器。アイノフロー(吸入用一酸化窒素製剤)は医薬品として既に承認されているが、その供給機器「アイノベント」の特性から、一酸化窒素の使用量に応じた償還価格の設定が困難だった。今回の適用では、一連のシステムとして治療時間に応じた技術料を設定すべきとの観点から、新たな機能区分と技術の評価が必要なC2(新機能・新技術)として承認された。特定保険医療材料に該当しないため、保険償還価格は設定されていない。
また、保険適用が承認された58件の医療機器は、医科が区分A2(特定包括)が19件、区分B(個別評価)が35件、歯科では区分A2が1件、区分Bが3件だった。
医科の区分A2では、眼科用光凝固装置「オプティメディカPASCAL」(アドミス)、除細動器「ライフパック1000」(日本メドトロニック)、終夜睡眠診断装置(?)の「サイモン」(TRアンドK)など。区分Bでは、ダイレーター「カテーテルシースセット」(日本光電工業)、食道用ステント「Niti−S 食道用ステント」(センチュリーメディカル)、人工弁輪「ハイドロサイトADジェントル」(スミス・アンド・ネヒューアンドマネジメント)など。歯科の区分A2では、デンタルX線撮影装置「ポータブルX線 NOMAD」(アイデンス)、区分Bでは、歯科用銀ろう(JIS適合品)の「シルバーソルダ」(トミー)、チューブ「ファブリチューブ」(同)などの保険適用がそれぞれ承認された。
また、20日の先進医療専門家会議で了承された「網膜芽細胞腫の遺伝子診断」と「HDRA法又はCD-DST法による抗悪性腫瘍感受性試験」の科学的評価結果について厚労省側が報告し、承認された。
※「HDRA法又はCD-DST法による抗悪性腫瘍感受性試験」についての詳細は、
【検体検査の外部委託実施を初承認―先進医療専門家会議】をご覧ください
このほか、6月の総会で実施が承認されている今年度の「医薬品価格調査(薬価本調査)」と「特定保険医療材料価格調査」に関して、厚労省が調査対象と進ちょく状況について報告。薬価本調査は9月の取引分、特定保険医療材料価格調査では5−9月取引分(ダイアライザー、フィルム、歯科材料および保険薬局調査分は9月分のみ)を調査対象とし、いずれも「集計作業をしている」と説明した。
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