パワハラ、恋愛… 社内トラブル対処法
2009年9月25日(金)8時50分配信 All About
身体をジロジロ見られただけでも、本人は不快に感じることも。 [ 拡大 ]
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毎日、トラブルなく過ごすことができれば一番ですが、大勢の人がいればモラルに対する考え方や感じ方の違いはあって当然。些細な違いに関しては、普段からよくコミュニケーションをとって、トラブルを回避したいものですが、深刻なケースに発展しかねないトラブルについて見てみましょう。
■女性も注意!〜セクハラ〜
世間では、セクハラと言われていますが、正しくはセクシャル・ハラスメント(性的嫌がらせ)です。何をもってセクハラというのかですが、「された側、言われた側が不快に感じた」かどうかが判断のポイントになります。直接身体に触れる以外にも「え、こんなことも?」と思うようなことが含まれています。
・最近、太ったんじゃない?
・体重、どれくらあるの?
・服のサイズは?
・彼氏は、いるの?
・今日は、デート?
など、業務に関係のないきわめて個人的な質問などが、それにあたります。また、「女のクセに」など性別を理由に見下すような表現も含まれています。同時に女性から男性にむかって「男のクセに」発言もNGです。
もしあなたがセクハラだと感じた場合は、「不快に感じている」ということを毅然とした態度で伝えます。決して感情的にならないように。状況が改善されない場合は、先輩や上司に相談しましょう。ただし、女性によってはセクハラを受けているという相談を、自慢話だと受け取り嫉妬する人もいますので、相談する相手は心から信用できる人に。
■言葉と態度の暴力 〜パワハラ〜
パワーハラスメントとは、上司が部下を罵倒する、脅すなどの圧力をかけて、精神的に追い詰めることです。「仕事ができないやつだ」「給料泥棒」「役立たず」「クビだ!」などの暴言がそれにあたります。言っている本人は、叱咤激励のつもりかもしれませんが、想像している以上に人を傷つけています。最近では、パワハラが引き金になり心の病にかかり、自らの命を絶つという人も増えています。
■言わない聞かない! 〜噂話や悪口〜
悪口も噂話も、どちらも話に乗らない。これは鉄則です。単に「そうだよね」と相槌を打っただけなのに話が回りまわって、いつの間にかあなたがその話の出所という話にもなりかねません。もし悪口や噂話になってしまい、相槌を打つとしたら、「へえ」「そうなの?」「知らなかった」ぐらいにとどめておきましょう。くれぐれもあなたが悪口、噂話を切り出すことのないように。
■貸さない、借りない! 〜金銭トラブル〜
職場や取引先の人とは、金銭の貸し借りはしないと覚えておいてください。お互いの関係が対等ではなくなり、業務に支障をきたすことも考えられるからです。また貸した方は「いつ返してくれるんだろう。忘れてるのかしら」と思い悩んでいる一方で、借りた側は案外忘れてしまっているものです。もしあなたが貸した側で、まだ返してもらっていない場合は、「今月ピンチなの。あのときのお金、そろそろ返してもらってもいい?」など、明るく切り出すのが一番です。
■半分は自分の責任と考えて 〜盗難〜
同じ職場の人を信用するのは当然のことですが、だからといって貴重品を机に置きっぱなしにしたり、面倒くさいからとロッカーの鍵をかけないなどは、ちょっと防犯意識が低すぎます。ものがなくなると周囲の人は疑われているような気持ちになり、非常に不愉快な思いをします。勝手に人の机の上や引き出しの中を探し出したり騒ぎ立てないように。状況を報告するというスタンスで、その部署の責任者にだけ報告するようにします。
■細心の注意が必要 〜職場恋愛〜
職場恋愛を禁じているところもあるようですが、それも職場に私的な感情が入ると業務に支障をきたすからです。一緒に仕事上の苦労や喜びをともにすることで恋愛感情が芽生えることは、そう珍しいことではありません。みんなから祝福される素敵なカップルであれば、周囲をも幸せな気分にさせるもの。ただ職場恋愛には、「周囲に気を使わせない」ということに細心の心配りが必要なのです。
<職場恋愛のNG>
・付き合っている人に対してだけ呼び方を変える
・会社のパソコンを使って私用メールのやり取りをする
・昼休みや休み時間に職場内で2人きりになる
・ケンカをしたなど、私的な感情をそのまま職場に持ち込む
・仕事上での付き合いのある異性に対して嫉妬する
など色々とあります。また付き合っている人や好意を持っている人の仕事を優先させるなどは、公私混同です。周囲にわからないようなお付き合いの仕方を考えましょう。
深刻なセクハラ、パワハラ、悪口や噂話で精神的に追い詰められるようなことがあれば、1人で思い悩まず職場の上司や先輩、または産業カウンセラーに相談するようにしてください。社内の相談室などに相談しても状況が改善されない場合は、さらに外部機関で相談できるところはたくさんあります。1人で悩まないようにしてくださいね。
初めての職場、初めての人間環境など、慣れない環境の中、上手にコミュニケーションできない状況に遭遇することがあるでしょう。ちょっとしたことが原因でトラブルが起こりやすいもの。心の準備ができていなかったり、過剰な自己防衛に走ってしまったりして、感情的なやり取りになると事態を悪化させてしまうこともあります。職場でのマナーは、そうしたトラブルを防ぐ役割を果たします。また、万が一トラブルになってしまっても、お互いが嫌な思いをしないで解決したいものですね。