企画書を1枚のチラシにまとめる力
2009年10月30日(金)10時0分配信 All About
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せっかく作った企画書なのに、なかなかうまく内容が伝わらない。そんな苦い経験をお持ちではないでしょうか? 多くの人が陥る失敗でもあるのですが、克服の方法についてご紹介していきましょう。
■ありがちなパワポの落とし穴
パワーポイント(以下、パワポ)は本当に使い勝手がよく、好きなだけスライドを増やすことができ、メッセージを盛り込んでいくことができます。5枚程度の短い企画書を作ることもできれば、100枚を超える大作を作ることもできる。これはパワポの強みでもあり、それと同時に落とし穴にもなると筆者は考えています。
パワポの何が落とし穴かというと、好きなだけスライドが増やせるというところから、つい必要以上にスライドを増やしてしまうという点です。たとえば、本来ならば10枚のスライドで済む企画書に20枚のスライドを使ってしまう。本人はしっかりとした企画書に仕上がったと満足していても、読み手からすると読みにくい。なぜ読みにくいのか、わかりますか? 本当に大切なメッセージが、それほど大切でないメッセージに埋もれているからです。砂浜にダイヤモンドを落として探すようなものです。
つまり「メッセージの量を絞りましょう」ということ。パワポで企画書を作るのならば、最低限のスライド枚数で仕上げるようにする。それが5枚なのか、10枚なのか、20枚なのかは内容によります。絶対に伝えなければならないことを盛り込んだら、50スライドになってしまったということも十分にありえる話。ただ、無駄なスライドは入れないように気をつけるべきです。
■無理にでもスライド1枚にまとめてみる
極論を言うと「無理にでもスライド1枚に大切なことをまとめてみる」。筆者も1枚ペラのチラシやFAX原稿を作ります。この作業は、とてもしんどいのです。何がしんどいかというと、半端なく頭を使う作業だからです。
手元には15枚のスライドがあります。これをA4一枚にまとめようとすると、当然ながら削ぎ落とさなければならない情報が多いわけです。何が大事な情報で何が優先順位が低い情報なのかを、徹底的に考えなければならない。この作業の中で、砂浜からダイヤモンドを拾い出していくのです。実際に、その1枚ペラを使うかどうかに関わらず、企画書を1枚にまとめることをやってみてはいかがでしょうか。すごく洗練されたメッセージが見つかり、企画力がアップしますよ。