面接官の「感情」と「理性」に訴えよう! 職務経歴書作成に役立つ2つのフレームワーク
2009年10月13日(火)9時0分配信 CAREERzine
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職務経歴書は、作成に手間がかかるうえ、なんとか書き上げたとしても、面接官に響く内容になっているか不安なもの。そんな悩みを解決すべく、書類選考を突破する職務経歴書の書き方を、プロが教えます。
■採用担当者の左脳と右脳にアピールする職務経歴書を作成しましょう
説得上手な人は、聞き手の理性と感情の両方に訴えるような話し方をしています。職務経歴書も、自分を採用するように採用担当者を説得するという点で、理性と感情の両面に訴える内容だと効果的です。
理性に訴えるのは、事実であり、数字や他者からの評価として客観的に表現できる成果です。感情に訴えるのは、人間性が伝わる物語です。
物語といっても、採用してもらうという目的に対して、無駄なストーリーを書き連ねるスペースの余裕はありません。職務経歴書は2枚にまとめるのが理想、多くても3枚までと言われています。枚数が多くなれば、 忙しい採用担当者の読む気が損なわれますし、文章を簡潔にまとめる能力がないという評価を受けかねません。
第1回では、自分の経歴を振り返り、職務経歴書作成のためのネタ出しをしました。今回は、この材料をどのように物語として構成していくのか、参考になる2つのフレームワークを紹介します。
あくまでも目指すのは、自分の経験に基づいたオリジナルの職務経歴書です。でっちあげはいけません。飾って作った書類で、仮に書類審査が通ったとしても、面接を通過することはありえないからです。採用担当者の目を侮ってはいけません。
■フレームワーク1:成果を出し続けられる人材であることを証明する
「コンピタンス」とは、優秀だといわれている人がなぜ成果を出し続けられるのか、その行動特性を分析したものです。職種や企業などによって期待される、成果につながる行動を「コンピテンシー」といいます。
華々しい業績を記載しても、書き方によっては、読みながら眉につばをつけられるかもしれません。たまたま運が良かったから出せた成果じゃないのか? チームの業績を個人の業績のように書いているんじゃないのか? 採用担当者は、慎重であり、疑り深いものです。
どのような業務を経験してきたかはもちろんですが、成果につながった行動特性やそれを支えている意欲・能力を具体的に記載すると、説得力が増します。さらには自分の根っこにある価値観や興味、学習歴など取り組んできた自己啓発などを書いてもよいでしょう(図1参照)。
人物像としての厚みが増し、読み手の右脳への効果アップを狙えます。履歴書や職務経歴書に趣味を書く場合がありますが、面接官との単なる話題になるというだけではなく、価値観・興味を示す伏線にもなっているのです。
自分のコンピタンス(成果行動)を自覚できると、活躍の場を自律的に確保していけるようになり、成果を上げる人材としての価値をいっそう向上させていくことができるようになります。転職のときだけではなく、今後のキャリア形成にも役立つフレームワークです。
図1:成果につながる行動を支えるものを明記しよう
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