「ペッパーランチ」の光と影 急成長の裏で続発する不祥事に消費者離れ懸念も
2009年9月9日(水)9時30分配信 MONEYzine
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ステーキ店「ペッパーランチ」を展開するペッパーフードサービスは、来店客が病原性大腸菌O157による食中毒を発症したことを受け、7日に続き8日も全国187の全店舗で営業を休止した。9日から順次営業を再開したい考えだが営業再開日はまだ未定だ(8日時点)。
ペッパーランチは同社が運営するステーキを主体としたチェーン店。加熱した鉄皿に肉を乗せ、客が好みの焼き具合で食べることができる。1995年の会社設立から10年強で約200店を出店。毎年のように売上を伸ばし、08年度の売上高は05年度比で4割増加するなど急成長をはたした。
しかし今回の食中毒問題は、同社の成長にブレーキをかけることにもなりかねない。店舗の営業休止による収入減で売上高回復に時間がかかる可能性がある。食中毒が明るみになった週明け7日には、同社株は13%安の6万1900円と急反落。患者が新たに見つかったことで翌日の8日も6万3500円と低調に終わった。
ペッパーフードは8日に、肉を加工していた取引先との取引中止を発表したが、同社のチェックが甘かったことが問題の原因とされており、責任の追及は必至だ。同社は過去にも07年に大阪で店長らが食事中の女性客を暴行する事件や08年に東京で店長が取引相手を殴る傷害事件を立て続けに起こしており、不祥事続きの印象が否めず、イメージ悪化による消費者離れも懸念される。
ペッパーランチは調理手順が簡素なことから、フランチャイズチェーン店を展開しやすく、急成長を続けてきた。しかしその一方で続発する不祥事に、事業拡大に経営陣の監視が追いついていない可能性も指摘されそうだ。
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