「もう行きたくない・・・」ファンを取り戻せるか ペッパーランチ、約70店舗で営業再開
2009年9月10日(木)9時30分配信 MONEYzine
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来店客が病原性大腸菌O157による食中毒を発症したことを受け、臨時休業していたステーキ店「ペッパーランチ」は、9日から一部店舗を除き営業を再開した。
同チェーンを展開するペッパーフードサービスによると、休業を続けるのは自治体の営業停止処分を受けた店舗や入店するショッピングセンター側との調整がつかなかった店舗など。今後は肉を加工していた業者との取引を中止し、すべての肉食材に対し新たな検査基準を設けるなど品質管理を徹底するという。
ペッパーランチはステーキを主体としたチェーン店。加熱した鉄皿に肉を乗せ、客が好みの焼き具合で食べることができる。低価格ながらボリュームがあり、注文後すぐ料理が出てくるため、男性ファンが多い。1995年の会社設立から10年強で約200店を出店。毎年のように売上を伸ばし、08年度の売上高は05年度比4割増えるなど急成長してきた。
しかし今回の食中毒問題は、同社の成長にブレーキをかけることにもなりかねない。7~8日の2日間の営業休止のほか、イメージ悪化による消費者離れも懸念され、売上高回復に時間がかかる可能性がある。同社は過去にも08年に東京で店長が取引相手を殴ったとされる傷害事件や07年に大阪で店長らが食事中の女性客を暴行する事件を起こしている。
ペッパーランチは調理手順が簡素なことから、フランチャイズチェーン店を展開しやすく、急成長を続けてきた。しかしその一方で不祥事も続発しており、事業拡大に経営陣の監視が追いついていない可能性が指摘されている。9日に発表された安全対策では「従業員の衛生教育およびモラルの向上に努めます」と従業員教育の強化も打ち出しているが、大手インターネットの掲示板では「今まで好きだったけどもう行きたくない」などのコメントも寄せられており、失ったファンを取り戻すべく試練の時期が待ち受けている。
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