カジュアルブランドに群がる日本女性 エルメスの憂鬱「世界中で日本だけが売れない・・・」
2009年10月14日(水)17時10分配信 MONEYzine
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「日本市場は非常にきびしい」
10月7日、フランスの高級ブランド、エルメス・インターナショナルのパトリック・トマス最高経営責任者(CEO)は、パリで開かれるエルメスのファッションショーに先立ちブルームバーグのインタビューに応じ、日本市場できびしい状況が続いていると明かした。
同ブランドは西欧や中国などの販売は活況を呈しており、金融危機の震源地である米国さえ堅調であるのに、日本市場だけが低迷を続けているという。昨年の同社全体の売り上げのうち22%を日本市場が占めていることを考えると、同社にとっては頭の痛い問題だ。
国内では「バーキン」などのバッグが女性に絶大な人気を誇ってきたエルメスだが近年は不調だ。しかし苦しんでいるのはエルメスだけではない。有名ファッションブランドでは今月、イタリアの「ベルサーチ」が日本事業から撤退すると報じられたばかりだが、他の高級ブランドも軒並み苦戦中で、シャネルが九州の店舗を閉店するほか、ルイ・ヴィトンは東京・銀座への大型店の出店を白紙に戻している。
高級ブランドの苦戦の原因は、消費不況とされているが、これに付随するカジュアルブランドの振興が直接の原因だと指摘する声も多い。このところH&M(エイチアンドエム)やFOREVER21(フォーエバー21)が日本へ上陸し話題を集めているほか、ZARA(ザラ)やGAP(ギャップ)などの既存ブランド、さらには国内ブランドのユニクロなど手ごろな価格帯のカジュアルブランドに女性たちの人気が集中しているのだ。
価格の割にファッショナブルな海外カジュアルブランド、そして日本人が求める高い品質基準を満たしながら低価格を頑なに貫くユニクロ。不況の中、躍進するこれらの企業に、世界マーケットでは好調な高級ブランドも日本市場では押され気味となっている。
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