マック、無料コーヒー大当たり 上場以来最高の営業利益叩き出す
2009年11月6日(金)10時0分配信 MONEYzine
[ 拡大 ]
-PR-
今週2日に日本マクドナルドホールディングスが発表した2009年1~9月期の連結決算は、経常利益が前年同期比25%増の169億円、営業利益は同23.9%増の176億円と、01年の上場以来最高になった。
好調の要因は、業界の常識を打ち破った「無料コーヒー」キャンペーンだった。朝の時間帯にコーヒー1杯を無料で提供するキャンペーンを開始し話題を集めると、全国約2200店で実施を拡大させ、キャンペーンの時間帯を地域によって午後6~7時に変更するなど利用者の拡大を図った。
このキャンペーンが節約志向の消費者を囲い込むことに成功すると、店を訪れた客に対し「ビッグマック」など定番商品の購入を促進し、販売増につながった。また期間限定で日本のオリジナル商品を次々に投入するキャンペーンや昨年末に発売した巨大ハンバーガーなどの効果もあり、全店売上高が同3.3%増と好調に推移した。
営業利益が01年の上場以来最高になったのは売上高の増加もあるが、前期に行ったようなテレビ番組協賛など費用のかさむ販促を抑えたことで、販管費が減少したのが大きい。また商品提供までの時間短縮の訓練など、店員教育も地道に強化を続けていることが売上高人件費率の改善にもつながっている。
同社はエスプレッソをベースにしたカフェラテなどコーヒーの新商品7種類を21日から順次発売するが、無料コーヒーキャンペーンの成功を受けて、カフェラテを無料で配布する新キャンペーンなども実施予定だという。この新キャンペーンはスターバックスコーヒージャパンなどコーヒーチェーンにとっては脅威となりそうだ。
【関連記事】
・マックとロッテリアの集客戦争 勝つのはどっち?
・マクドナルドが業績不振から黒字決算に回復した本当の理由
・発見! マクドナルドの決算書を丸裸に