<オーディオブック著者インタビュー>「新しい時代の胎動をキャッチせよ!」松永真理氏インタビュー【前編】
2009年6月11日(木)10時0分配信 @niftyビジネス
「新しい時代の胎動をキャッチせよ!」松永真理氏インタビュー【前編】 [ 拡大 ]
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リクルートで『とらばーゆ』『就職ジャーナル』の編集長を歴任し、NTTドコモでiモードの企画開発責任者を経て、現在は(株)バンダイの取締役を務める松永真理氏は、ビジネスウーマンとして常に時代の最先端を走ってきました。そんな松永氏が25年の仕事の中で発見した「仕事のツボ」を伝える著書『シゴトのココロ』が、松永さんご自身の朗読のもとオーディオブックに登場です。インタビューの場ににこやかに現われた松永さんは、チャレンジ精神の大切さから、人間関係の悩み解消法までを、とても熱をこめて語ってくださいました。
プロの「仕事のツボ」を知る
―オーディオブック『シゴトのココロ』は、松永さんご自身が朗読されています。松永さんは多くの講演をなさっていますが、収録はまた違うものですか?
松永 ぜんぜん違いました。オーディオブックのように、後(あと)にまで残って、不特定多数の人に聞かれるほうが緊張します。だけど、初めてのチャンレンジには必ず発見があるものですね! 私はどんなことにでも必ず「ツボ」というものがあると思っていますので、朗読のお話をいただいてから、すぐに朗読術の公開講座に申し込み、プロの技を勉強しました。
―すばらしい積極性ですね。朗読の講座では、どのようなことを学んだのですか?
松永 発声法や呼吸法を学んだあと、最後に先生が「50m先の人を振り向かせる声を出してごらん」と言われて、みんなで大声を出したのですが、先生が「オーイ」と言ったときだけ、確かに50m先に人がいて、振り向く光景がはっきり脳裏に浮かんだのです。先生は「声を出すときには、ビジョンを思い描いていないと、相手には伝わりません」と言われました。これが朗読のプロの「仕事のツボ」のひとつだ! と、感激しました。
―やはり、朗読の質は変わるものですか?
松永 ええ。私も収録のときは、映像を思い浮かべながら読むようにしました。それに、このツボを知ってから、話が心に届く人と、ぜんぜん届かない人の違いに気づいたんですよ。たとえばオバマ大統領のスピーチが胸を打つのは、地に足の着いた活動の中で実際に見てきたビジョンを思い浮かべながら話しているからなんだなと感じます。話がうまい、伝わる、というのは、立て板に水ということではなく、ビジョンなんですね。こんな機会をいただかなければ気づかなかっただろうと思います。本当に、「初めてのこと」って楽しいし、フレッシュな気持ちで対応すれば、学べることがたくさんありますね。