<@niftyビジネスニュース>日本ペンクラブ、Google書籍デジタル化の和解案に異議申し立てへ
2009年8月28日(金)18時0分配信 @niftyビジネス
日本ペンクラブ、Google書籍デジタル化の和解案に異議申し立てへ [ 拡大 ]
-PR-
米Googleの書籍デジタル化プロジェクト「Google Book Search」を巡り、同社と米出版業界などが合意した和解案について、日本ペンクラブは8月27日、米ニューヨーク連邦地方裁判所に異議申し立てを行う意向を明らかにした。日本の刊行物に関して、将来にわたって著作権侵害を引き起こす可能性があるとの懸念を示している。
米Googleの書籍デジタル化プロジェクト「Google Book Search」を巡り、同社と米出版業界などが合意した和解案について、日本ペンクラブは8月27日、米ニューヨーク連邦地方裁判所に異議申し立てを行う意向を明らかにした。日本の刊行物に関して、将来にわたって著作権侵害を引き起こす可能性があるとの懸念を示している。
日本ペンクラブはまた、和解案の内容が、日米間の法制度や法慣習、出版の慣行における相違を考慮しておらず、日本の著作権者にとって理解できない条項が多数あると批判した。
Google Book Searchは、世界の図書館や大学の蔵書をデジタル化し、オンラインで全文検索可能なデータベースを作成するプロジェクト。米作家団体Authors Guildや米国出版者協会(AAP)は、同プロジェクトが著作権侵害に当たるとして2005年にGoogleを提訴したが、昨年10月に和解の合意に至った。和解案には、Googleが孤児作品(著作権保持者が不明な絶版本)を提供することを認める条項などが含まれている。
日本ペンクラブは、この和解案を許容できないとする声明を今年4月24日に発表。以降評価を行ってきたが、和解案そのものと、その手続きにも大きな問題があるとの結論に達したため、和解案の実施回避を求めることを決定した。申し立ては日本ペンクラブ理事と言論表現委員の有志によって行う予定。
なお米国でも、和解案に異議を唱える団体、Open Book Allianceが結成された。米Amazon.com,米Microsoft,米Yahoo!などが参加している。
[日本ペンクラブのプレスリリース]