<Professional Business People>冨永愛氏 逆境やプレッシャーも楽しむのがモットー 後編
2009年9月28日(月)11時0分配信 @niftyビジネス
冨永愛氏 逆境やプレッシャーも楽しむのがモットー 後編 [ 拡大 ]
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179センチの長躯とシャープな顔立ち。毅然とした佇まいと完璧な服の着こなし──。冨永愛氏は、まさにモデルとしてこの世に産まれてきた女性と言ってもいいかもしれません。しかし、そんな冨永氏にも、コンプレックスや数々の苦労があったといいます。10代にして海外に飛び出し、ニューヨーク、パリ、ミラノなど、ファッションの本場で数々のコレクションに出演してきた冨永氏。後編では、一児の母としての生き方、そしてモデル以外の活動についても伺いました。
キャリアよりも子供をもつことの方が大切
──冨永さんというと、「自然体」とか「ナチュラル」という言葉で形容されることが多いですよね。自然体を保つ努力は何かしていますか?
冨永 していません。もともとこんな感じ。あえて言うなら、いつも地に足をつけるようにはしています。ファッションって、ある意味、雲の上のものじゃないですか。きらびやかな世界で「モデルは高級な水しか飲まない」みたいなイメージがあるでしょ(笑)。そういう世界にどっぷり浸かっていると、そこでしか生きられなくなると思うんです。だから私は、地に足をつけて、いろいろなものを見て、様々な体験をしたいと思っています。近所のお母さん達と仲良くしたり、スーパーで買い物をしたりとか。
──2005年に出産を経験されました。子供を産む前と後で、変化したことも多いのでは
冨永 生活のスタイルは大いに変わりましたね。朝は早く起きて、夜は早く家に帰る。子供を寝かしつけてから、効率よく自分のことをする。そういうスタイルが身につきました。それから、環境とか、社会貢献とか、そういうことに以前よりも興味をもつようになりました。子供には安全なものを食べさせたいと思いますしね。ひと言で言うと、大人になりました。いや、息子に大人にしてもらったという感じかな(笑)。
──モデル業と子育ての両立は大変でしょうね
冨永 時間のやりくりが大変ですよね。息子が幼稚園に通っているので、家を何時に出て、何時に帰ってくるか毎日しっかり決めないといけませんから。母親に子育てを助けてもらっているのですが、すべて任せてしまうのは嫌なんです。自分ができることは、できる限り自分でやりたいと思っています。
──子供を産んだことは、モデルの仕事にどういう影響を与えましたか?
冨永 正直、出産前は、子供を産むことでモデルを続けられないなら、それはそれでいいと思っていました。モデルとしてのキャリアよりも、子供を持つことの方が優先順位が高かったんです。女ですからね。結婚もしたいし、子供も産みたい。ずっとそう思っていました。
幸い、出産後もモデルの仕事を続けることができて、以前よりも表現の幅が広がったように思います。よく、子供を産んでから顔が変わったって言われるんですよ。昔はもっときつい顔をしていたみたいですけど、表情が柔らかくなったねってよく言われます。