なぜKDDIは端末が売れないほうが利益が伸びるか
2009年10月30日(金)13時0分配信 プレジデントロイター
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「分離プラン」で端末が売れない!
ケータイの販売が振るわない。
新規契約数から解約数を差し引いた2008年度の契約純増数は、過去最低を記録した。ソフトバンクモバイルが約204万増と2年連続で首位となり、NTTドコモが約121万増で続く。3位には約99万増のイー・モバイルが入り、前年度は2位だったKDDIは約50万増で4位に凋落した。ドコモは、かろうじて契約数シェア50%超を死守した。30%を割ったKDDIも、依然として退潮傾向に歯止めがかからない。
KDDIは、09年3月期の第3四半期決算で、端末の販売台数を前年同期比331万台(29.2%)減の801万台と公表したうえで、通期での予想販売台数を、期初の1440万台から1090万台へと下方修正した。端末在庫数も、210万台と、前年同期の130万台より1.6倍の増加となった。予想外に売れていないのである。
だが、利益は稼ぎ出している。
先の第3四半期決算で、KDDIの携帯電話事業の営業収入は2兆495億円で前年同期比2.4%減だが、営業利益は同7.6%増の4426億円と減収ながら過去最高益を記録した。