続・アイドルはなぜ女相場師になったのか?
2009年6月26日(金)17時54分配信 ゆかしメディア
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投資をする上で、勉強することは必要不可欠だ。しかし、それだけでは十分条件ではあっても絶対条件ではない。知識ばかりあっても、投資としては利益が出ないという人は多い。では、問題はどこにあるのか?
「負けている人は、やり方が必ずワンパターンになりがちなんですね。頑なになってしまって、柔軟な対応ができない人が本当に多いと感じます。実際、こういう人が損切りできない場合が多いですね」
損切りできない人は、相場が悪い時にはやられてしまう。また一つのスタイルにこだわり続ける人も、相場の急変には対応できない。リーマンショックで揺れた2008年秋にそれは顕著になった。クロス円でポジションを保有し、大きな痛手を負い、静かに相場から去っていった人も多い。
「トレードのやり方で、これで絶対という方法はないと思います。頑なな人ほど、売りができないようです」と話すちまさん。刻一刻と動くFX相場では、その場面や局面に応じて一番いい投資法も変わることは、むしろ当然なのかもしれない。ちまさんも最初から勝っていたわけではない。様々なテクニカル指標を試してチャンスをモノにしたから、結果を出せたのだ。(この取材は2009年5月時点のものです)
■投資とは特殊な世界
同じ指標の一点張りでは、デイトレード、スイングトレードで勝つことは難しいのだという。もちろん、ロング&ショートも使い分ける。とにかく臨機応変な対応をしていかなくては、相場と向き合っていくことは厳しい。
「最初はストキャスティクスやMACD、あとはボリンジャーバンドもよく使いました。ボリンジャー信者だったくらいです。でも、実際にはダマシも多いですから。わたしは自分がやり方をよく変えるのですが、今はよく使っているのがトレンドラインや、MAです」
レバレッジは通常10倍で、通貨ペアはポンド/ドル、ドル/円が多い。このようにもし仮にちまさんと同じ手法でトレードしても、同じ結果にはならないだろう。それらを使いこなせるかどうかは投資家個人の力量や、リスク管理、メンタルによる。それらを総合して投資力ということになるのだろう。
「本気でやれば勝てる可能性がありますけど、まぁ、いいやと思っていると必ず負けてしまいます。そういう特殊な世界ですから」
ちまさんも実は、お笑い芸人を目指していた時期があり、FX取引をおろそかにしていた時期があったのだ。やはり、気が散漫になって勝てるほど甘いものでない。そうした痛い経験に遭っているからこそ口にできる言葉だ。
■お金に執着しないと負ける
端的に言えば、投資とはお金を増やすためのもの。お金に対する考え方も大事になってくる。意識した方が良いようにも思えるが、意識しすぎてダメになるという人もいる。ちまさんの場合は、お金に執着するべきだと考えている。
「たまにいるんですけど、FXのデモトレードで負けているのに、本番で勝てると本気で思っている人がいます。本当のトレードはもっともっと厳しいものです。ここで負けている人はバーチャルの時点で止めるべきとだと思いますね。こういうお金に対する執着心がない人は必ず負けます」
ちまさんは現在、お笑いの方は一旦止めている。ちなみに投資ネタも作ったそうだが、ウケはあまり芳しくなく、引かれたそうだ。現在はOLとして仕事をしながら、契約トレーダーとしても活動している。
「投資をやめようと思ったこともあります。でも結局は2週間しかやめることができませんでした。やっぱり自分は投資が好きなのだと感じましたね。今は欲ばらなくなって、投資は結局、ハイリスクハイリターンか、ローリスクローリターンしかないのかなとも思うようになっています。どちらにせよ、大事なのはリスク管理だけしっかりやることです」
誰もが望むのはローリスクハイリターン。だが、それはちまさんでも難しい。やるからには腹をくくって取り組むか、あるいはプロに運用を任せるかの2つに一つなのかもしれない。
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