FXで1カ月1000万円稼いだ身長150cmの美女
2009年7月10日(金)16時0分配信 ゆかしメディア
FXで1カ月1000万円稼いだ身長150cmの美女 [ 拡大 ]
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敏腕投資家の力量と外見は、意外にマッチしないことが多い。だが、それが身長150センチの小柄な美女だとは、最初から想像することは難しい。実際、取材に現れた女性は愛くるしい外見で、とてもヤリ手の専業トレーダーには見えなかった。この女性sarah(サラ)さんは、どのような手法で勝ち組となったのか、また、投資家へのアドバイスも聞いた(この取材は2009年6月時点のモノです)。
2007年、「日本のFX個人投資家を取り上げたい」というオファーが米紙ウォール・ストリート・ジャーナルからあった。当時は4億円脱税主婦、こと池辺雪子さんが世間を騒がせていた。為替を動かす存在だとして、海外メディアから「ミセスワタナベ」の異名がついた日本人女性。そうした存在のトレーダーを探していた同紙は、sarahさんに白羽の矢を立てた。当時は個人ブログ「新・脱サラ女sarahのFX日記」も運営し、知る人ぞ知る存在でもあった。
時期は、ちょうどサブプライムショックの数カ月前だ。「内容は、なぜ日本でFXが流行っているのか。米国ではそれほど人気がないとのことでした。私のようなトレードで生計を立てているという人はどのようなトレードをしているのか等々を聞かれました」という。
続けて「おそらくスワップ派のような人々をイメージしていたのかもしれませんが、その頃、私はショートばかりやっていた。という話をし、興味を持ってくださいましたね」と話した。
sarahさんはこの頃すでに、自分のシステムトレードを確立し、利益を積み重ねていっていた。
■婚活のために退社したはずが…
sarahさんがFXを始めたのは2005年。歴で言うと約5年になる。最高に稼いだ金額を聞いてみると「1カ月で1000万円です」と笑顔でサラッと言ってのけたsarahさん。FXを知るきっかけは「知人がやっていたので、自分も同じポジションを持とうと思ったことでした」と話した。
大学卒業後に東京のアパレル貿易会社で働いたが、社長も含めて4人で年商15億円を稼いだという。毎日帰りは終電。逃すことも週に1度や2度はあって、会社で寝泊まりすることもあったそうだ。先行きに漠然とした不安を感じ、28歳で意を決して社長に「(アテはないが)結婚したいので」と退職を願い出た。
脱サラしていなければ、今のsarahさんはなかった。
2005年から始めたFXのトレードは順調。スイングで戻り待ちして売買を繰り返し着実に利益を重ねていった。2006年には気がつけば半年で600万円ほどの利益を上げた。しかし、高い授業料を払うことになる。
「ゴールデンウィーク明けのキツい下げで、やられてしまいました。年に2、3回は、こういうことがあるんだなと感じました」
ここから、sarahさんの研究が始まった。
■トレンド相場で大負けするから負ける
何の相場にも必ず動きはあるもの。その動きを最も簡単に分類すると「トレンド」「ボックス」の2つに分類できる。トレンド相場とは、上昇相場と下落相場があるように、方向性のある相場のこと。一方、 ボックス相場とは、ある一定の範囲内で為替レートが上下に変動する相場のことを指す。
「相場の7割はボックス相場、残り3割がトレンド相場です。わたしはボックス相場ではボリンジャーバンドやロウソク足で細かく儲けてきたのですが、トレンド相場の下げで、やられていました。たまにドッカンというのが(下げ)ありますから」
損小利大であれば利益は出る。しかし、利小損大では、利益は出ない。sarahさんはまさに後者のパターンだった。
「みんな自分に言い訳を作りたがるんですけど、人間、痛い目に遭わないとわからないんですよね。負けている人の理由はわかります。それは甘えです」
言い訳をするから大きな過ちを二度、三度と繰り返してしまう。それが多くの投資家にありがちな致命的なミス。そこで過ちに気付くことができるかどうかが、投資の勝ち組になれるかどうかの差だ。
「大きな負けを無くすだけでも、だいぶ違うはず」という考えに至ったsarahさん。これが、システムトレードのヒントになった。
■システムトレードで心のヘッジができた
勝っている時はデイトレード。負けている時はスイングトレード。これはうまくいっていない専業トレーダーにありがちなパターンでもある。これでは、相場の地合が悪い時には利益確定だけ早く、損切りが遅いために確実に負けてしまう。
「わたしも最初はそうでしたけど、2006年の後半からスイングトレードと、デイトレをそれぞれ2つのシステムに分けました。これが、精神的なヘッジになっています」
つまり塩漬けになる可能性のあるスイングをシステムにして、損切りできない心の弱さが入らないようにした。また、感情に左右され判断が鈍りやすいデイトレもシステム化した。
システムは平均足、MAを使ったシンプルなものだという。勝率は3割から4割だというが、このシステムは3年間プラスをキープしている。1カ月で最高1000万円を稼ぎ出したこともあった。大切なのは勝率ではなく、負けた時に大負けしないということ。このあとsarahさんは利益を着実に積み重ねて、2007年夏のサブプライムショックも乗り切った。(つづく)
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