「中国経済指標受けた上海株式市場に注目」
2009年9月11日(金)9時5分配信 フィスコ
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昨日のドル・円は、東京市場では、91円89銭から92円25銭で推移、欧米市場では、米国7月の貿易赤字拡大、米国債利回り低下を受けて92円26銭から91円41銭まで軟調推移、91円73銭で引けた。
米国7月の貿易赤字は319.6億ドルとなり、市場予想の-273億ドル、6月の-274.9億ドルから大幅に赤字幅が拡大、前月比では10年ぶりの拡大幅となった。輸入(1595.5億ドル)が過去最大の伸び(+4.7%)となっており、米政府の自動車買い替え支援策を受けた自動車の輸入増加、原油価格の上昇などが背景にある。米国の輸出(+2.2%)と輸入(+4.7%)が増加していることは、米国の個人消費拡大で米国経済が回復傾向にある兆候であることから、ニューヨーク株式市場は堅調に推移している。
失業保険継続受給者数(9/5週)は、55.0万件となり、前週の57.6万件から減少、失業保険継続受給者数(8/29週)も608.8万件となり、前週の624.7万件から減少しており、労働市場にグリーンシュート(新芽)が確認されつつある。
米国30年債入札では、応札倍率2.92倍と米国債への旺盛な需要が確認されたことで、米国債利回り低下となり、ドル売り要因となっている。
米国経済の回復基調、ニューヨーク株式市場の堅調推移にも関わらず、リスク許容度の高まりという大義名分でドルは全面安の展開となりつつある。市場の憶測では、中国による特別引き出し権(SDR)債への投資(500億ドル)によるドル売り・ユーロ買い、自己資本規制の強化はドル売り・円買い要因、との指摘がある模様。
本日のドル・円相場は、中国の経済指標、上海株式市場、東京株式市場の動向を見極める展開が予想される。
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