キリンHD中期計画、12年営業利益目標は1880億円
2009年10月26日(月)16時41分配信 ロイター
10月26日、キリンHDの中期計画で2012年の営業利益目標は1880億円に。写真は都内のキリン本社。2008年11月撮影(2009年 ロイター) [ 拡大 ]
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[東京 26日 ロイター] キリンホールディングス<2503.T>は26日、2012年12月期までの3カ年の中期経営計画で、2012年12月期グループ連結売上高を2兆4900億円、営業利益率を1880億円とする数値目標を明らかにした。
2009年12月期はそれぞれ、2兆3000億円と1250億円を見込んでいる。営業利益率は8.8%(09年12月期6.5%見込み)、株主資本利益率(ROE)は10%以上(同9.3%の見込み)を目標とする。
同日会見したキリンHDの加藤壹康社長は、サントリーとの経営統合は前向きに話し合いを継続しているが、中計には統合効果を含めてないと述べた。
キリンHDは、グループの中核事業である国内酒類事業と、もう1つの柱に据えている飲料事業の事業基盤をさらに強化し、グループ全体の相乗効果を発揮し、計画を達成させる方針。この戦略の一環としてキリンHDは、協和発酵バイオとメルシャンの原料アルコール事業の統合と、メルシャンとキリン協和フーズの加工用酒類・発酵調味料事業を統合することを明らかにした。
また、生産能力の適正化やコスト構造の改革を進めるため、栃木工場(栃木県塩谷郡)と北陸工場(石川県白山市)の生産を2010年をめどに終了する。
海外事業については引き続き、アジア、オセアニア市場でのプレゼンス拡大を目指すとしている。キリンHDは先に買収した豪ライオンネイサンとナショナルフーズを基盤とし、豪州持株会社「ライオンネイサン・ナショナルフーズ」を発足させる。今後はこの持ち株会社のもとで、2社間の機能連携を強化し、オセアニアにおける総合飲料グループとしての戦略を推進する。
(ロイターニュース 清水 律子、江本 恵美)