9月鉱工業生産速報は前月比+1.4%、判断は据え置き
2009年10月29日(木)10時7分配信 ロイター
10月29日、9月鉱工業生産速報は前月比+1.4%、判断は据え置き。都内で1月撮影(2009年 ロイター/Issei Kato) [ 拡大 ]
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[東京 29日 ロイター] 経済産業省が29日発表した9月鉱工業生産指数速報(2005年=100、季節調整済み)は前月比1.4%上昇の85.1となり、7カ月連続の上昇となった。ロイターの事前予測調査では前月比1.0%の上昇と予想されていたが、発表数値は予想を上回った。生産予測指数は10月が前月比3.1%上昇、11月が同1.9%上昇となった。
経済産業省は生産の基調判断を「持ち直しの動きで推移している」で据え置いた。
業種別にみると、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業、電気機械工業などが上昇に寄与した。
鉱工業出荷指数は前月比3.4%上昇、在庫指数は同0.5%低下だった。
同時に発表された7─9月期の鉱工業生産指数は、前期比7.2%上昇となり、4─6月期の同8.3%上昇から減速したが、2四半期連続の上昇となった。
マネックス証券・チーフエコノミストの村上尚己氏は「事前予想を上回る伸びとなり、一部で生産活動が減速するとの懸念が強かったが、それを覆す結果だった。10、11月の生産計画は高い伸びを維持しており、2009年末まで堅調な生産の回復は続く可能性が高い」と分析している。中国を中心とした新興国需要の強さが、企業の生産計画の上振れに繋がっているという。