東京マーケット・サマリー(29日)
2009年10月29日(木)18時28分配信 ロイター
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<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 90.66/67 1.4730/37 133.55/63
NY17時現在 90.62/66 1.4714/20 133.38/46
午後5時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点と同水準の90円後半で推移している。前日海外市場でのドル/円の下げを受けて緩やかな下落が続いたが、90円前半では下げ渋った。この日発表される7─9月期米国内総生産(GDP)をにらんで様子見ムードが強まった。欧州時間に入ると欧米株の戻りをにらんでドル/円、クロス円ともやや切り返した。
<株式市場>
日経平均 9891.10円(183.95円安)
9850.12―9945.41円 出来高 26億4289万株
東京株式市場で日経平均は大幅続落。米株安と円高基調を嫌気し、約3週間ぶりに1万円割れとなった。寄り付きから大幅下落となったものの、先物でのヘッジ売り一巡後は下げ渋り。ソニー<6758.T>、キヤノン<7751.T>など主力輸出株の一角が物色されたほか、銀行などの金融株も総じて堅調だった。TOPIXも下げ渋り、NT倍率は低下。「大引け基準でTOPIXのリバランスが予定されている。時価総額の大きい主力株は総じて買い優勢になるとみられ、先行して買い戻し等が入ったようだ」(大手証券)という。
みずほ証券エクイティ調査部・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「10月オプションSQ(特別清算指数)値の9900円水準が、下値めどとして意識された」とみている。
東証1部騰落数は値上がり426銘柄に対して値下がり1162銘柄、変わらずが100柄。東証1部の売買代金は1兆8669億円だった。
<短期金融市場> 17時05分現在
無担保コール翌日物金利(加重平均レート) 0.108%
3カ月物国庫短期証券流通利回り ─―
ユーロ円3カ月金先(2010年6月限) 99.520(+0.025)
安値─高値 99.500─99.520
無担保コール翌日物の加重平均金利は前日より0.001%低い0.108%となった。大手銀行の一角が政策金利付近で調達意欲を示し、終日底堅い展開だった。「末初取引となる明日も比較的、底堅い展開になりそう」(短資会社)との指摘も出ている。一方、2営業日後に始まる現金担保付き債券貸借のジェネラル取引は、おおむね横ばい圏で推移。ユーロ円3カ月金利先物は小幅高となり、企業金融支援特別オペの存廃に絡んだ持ち高調整が一巡したことを浮き彫りにした。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・12月限(東証)138.00(+0.33)
137.72─138.00
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 1.405%(―0.015)
安値─高値 1.420─1.400%
円債市場は反発した。銀行勢の一角が現物中期/先物ゾーンで買いを入れたため、比較的、年限の近いゾーンの需給が引き締まった。日本国債のイールドカーブは中期ゾーンにかけて平たん化。長期金利の指標となる10年最長期国債利回りは低下に転じた。日経平均株価が節目の1万円を割り込んだことも強材料視された。財務省の野田佳彦副大臣は同日、ロイターのインタビューに応じ、新規国債発行額などに触れたが、市場の反応は限られた。
<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 3.5─4.0bp 銀行債(みずほ)5年 28─29bp
地方債(都債) 10年 7.5─8.0bp 電力債(東電)10年 12─13bp
一般債市場では川崎汽船<9107.T>の国内普通社債(SB)に売り気配が観測された。オファーは第10回債(償還2014年4月)でLIBOR(ロンドン銀行間貸出金利)プラス25ベーシスポイント(bp)とタイトな水準。格付投資情報センター(R&I)が同債格付けをAからA─に引き下げるなど格付け見直しの動きが相次いでいることを受けて売りが出ているとの見方が出ている。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で日本郵船<9101.T>が前日比15bp程度ワイドな100bpで取引が成立した。日本郵船は27日に2010年3月期の連結営業損益予想を180億円の赤字に下方修正する(従来予想は200億円の黒字)と発表しており、収益見通しに対する厳しい見方が強まった。ムーディーズが29日に発行体格付けA3を、R&Iが27日に発行体格付けAA─を、それぞれ引き下げ方向で見直しに入ったこともワイド化の材料となった。
<スワップ市場>
スワップ金利(16時25分現在の気配)
2年物 0.64%─0.54%
3年物 0.72%─0.62%
4年物 0.82%─0.72%
5年物 0.93%─0.83%
7年物 1.20%─1.10%
10年物 1.58%─1.48%
スワップ金利は低下した。市場参加者によると、金利変動幅は2年ゾーン1.875ベーシスポイント、3年ゾーン2.625bp、5年ゾーン3.5bp、7年ゾーン3.875bp、10年ゾーン4bp、12年ゾーン4.25bp、15年ゾーン4.5bp、20年ゾーン4.75bp、30年ゾーン5.375bp。これにより、イールドカーブは超長期ゾーンにかけフラットニングする形状となった。「引けにかけてはユーロ
円3カ月金利先物が買われるのにつられ、短中期ゾーンで受け超だった」(邦銀)という。
[東京 29日 ロイター]