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株価・為替

欧州市場サマリー(29日)

2009年10月30日(金)5時13分配信 ロイター

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     1250GMT       28日

ユーロ/ドル   1.4774 1.4709

ドル/円    91.190 90.620

ユーロ/円   134.77 133.34

               29日終値   前営業日終値

株 FT100 5137.72(+57.30) 5080.42

  クセトラDAX     5587.45(+91.18) 5496.27

金 現物午後値決め 1040.50 1031.75

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.220 (‐0.015)  0.417(0.402)

独連邦債2年物 1.382(1.297)

独連邦債10年物(12月限) 121.10 (‐0.57) 3.328(3.255)

独連邦債30年物   4.071(4.022)

 <為替> ドルが対ユーロで下落。第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値がプラス成長に回復するなか、リスク選好の流れでドルの逃避的な買いが後退した。

 <株式> ロンドン株式市場は反発。第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回ったことを好感し、銀行・鉱山株中心に値上がりした。

 この日発表された第3・四半期米GDP速報値は前期比年率で3.5%増と市場予想の3.3%増を超えた。2008年第2・四半期以来5四半期ぶりにプラス成長を回復し、米経済が景気後退から脱したことを示した。

 銀行株の上げが目立った。ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は7.5%高。政府の資産保護スキームからの脱却を目指し、株主割当発行などを通じた資本増強を検討していることを明らかにし、資本増強計画をめぐり英政府や当局と「突っ込んだ協議」を行っているほか、欧州委員会とも協議中であると説明した。これに先立ち、ロイターは、同社が200億ポンド強の資本調達計画をまとめたと報じた。 

 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は9.5%高。同行は事実上英政府の管理下にあるが、政府の資産保護スキームの活用規模縮小を検討しているとみられている。

 バークレイズ<BARC.L>は3.5%、HSBC<HSBA.L>は1.4%、それぞれ上昇した。スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行<STAN.L>は3.7%高。

 ドル安にも支援され金属価格が急伸するなか鉱山株に買いが入った。米GDPが予想より強かったことから商品需要をめぐる期待が高まった。

 エクストラータ<XTA.L>、フレスニロ<FRES.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント<RIO.L>が4.2―7.5%上昇した。

 銅山のカザキミス<KAZ.L>は6.6%値上がりした。第3・四半期の生産量が予想と一致したことを好感した。

 前日下落した生保株がこの日は反発し、プルーデンシャル<PRU.L>、リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>、オールド・ミューチュアル<OML.L>、フレンズ・プロビデント<FP.L>が2―4.4%値上がりした。

 スタンダード・ライフ<SL.L>は0.4%下落した。1─9月期の売上高が15%減少した。

 石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は2.8%安。第3・四半期が73%減益となり、ボーザー最高経営責任者(CEO)が今後の見通しについて、非常に不透明で急速な回復は予想していないと指摘した。

 欧州株式市場は反発。第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が5四半期ぶりにプラスに回復したことが支援した。

 FTSEユーロファースト300種指数は17.26ポイント(1.76%)高の997.49。一時、3週間ぶりの安値となる974.50をつけた。

 DJユーロSTOXX50種指数は46.32ポイント(1.67%)高の2824.78。

 第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率で3.5%増と市場予想の3.3%増を超え、2008年第2・四半期以来、5四半期ぶりにプラス成長に回復した。

 クレディスイスの資産管理部門の副会長ボブ・パーカー氏は「米GDPの伸びは市場にあった不透明要因を取り除いた。米景気後退が終息したことが示され、資金が市場に戻ってきた」とした上で「これが大幅な上昇の始まりとは考えていない。各国中銀が出口戦略を実施し、市場から流動性を取り除いたときにどのような状況が発生するか懸念がある」と述べた。

 金融株の上昇が目立った。ベルギーのKBC<KBC.BR>は17.7%高。オランダのING<ING.AS>が26日、事業を銀行と保険の2部門に分割し、株主割当増資で75億ユーロ調達する方針を明らかにしたことを受け、KBCの株価は前日まで3営業日続落していた。

 ING<ING.AS>は7.9%高。

 ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>は9.5%高。

 ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>も7.5%高。政府の資産保護スームからの脱却を目指し、株主割当発行などを通じた資本増強を検討していることを明らかにした。

 最近売られていたサンタンデール<SAN.MC>、HSBC<HSBA.L>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>も1.4─5.9%高。ドイツ銀行<DBKGN>も決算が好感され、5.6%上昇した。

 <ユーロ圏債券> 反落。第3・四半期の米国内総生産(GDP)が予想を超える伸び率となり、景気後退終息の兆候が示された。

 米商務省が発表した第3・四半期GDP速報値は、前期比年率で3.5%増と市場予想の3.3%増を超え、5四半期ぶりにプラス成長を回復した。

 今週の過去最大規模の米国債入札やイタリア国債入札で、すでに圧迫されていた米国債と独連邦債は、米GDP発表後に下げ幅を拡大した。

 一方、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがギリシャの格付けを引き下げ方向で見直すと発表したほか、ポルトガルの格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げたことを受け、独連邦債以外のユーロ圏国債の需要が高まった。

 BNPパリバの金利ストラテジー部門代表シリル・ブージット氏は「債券市場は圧迫されているが、今週はこれまで大幅に上昇していたことを考慮しなければならない」とし「(10年債)利回りは3.30%付近で推移すると考えている。それを上回れば買いの好機だ」と述べた。

 1702GMT時点で、独連邦債先物12月限は58ティック安の121.09。一時は121.70の抵抗線を試した一方、121.21で清算後に120.98まで下落する場面もあった。 

 独連邦債2年物利回りは6.5bp上昇し1.369%。

 同10年物利回りも7.6bp上昇し3.328%。

 イタリアの固定利付債(BTP)先物は57ティック安の115.38。アナリストによると、73億7000万ユーロのBTPと変動利付債の入札が好調だった。

 10年物のギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は一時、9月初旬以来の水準である145.5bpまで拡大した。ロイターのチャートによると前日は136bpだった。

 ムーディーズによるポルトガルの格付け見通し引き下げ後、10年物のポルトガル国債と独連邦債の利回り格差は一時2bp拡大し57bpとなった。

              [東京 30日 ロイター]








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