財務省が09年度国債発行計画を見直し、市中発行132.3兆円に
2009年10月30日(金)18時55分配信 ロイター
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[東京 30日 ロイター] 財務省は30日、年度当初に見直した2009年度国債発行計画を再度修正すると発表した。個人向け国債の販売低迷や、年度当初に予定していた10年物価連動国債と15年変動利付国債の発行を見送るため、総額2兆7000億円分を別の国債での消化に振り替える。
これにより、カレンダーベースの市中発行額は今年4月変更時より2兆1000億円増え、132兆3000億円と過去最高の水準に膨らむ。
財務省によると、対象は1年物の国庫短期証券のほか、2年物と5年物、10年物の利付国債。1年物国庫証券は今年11月以降、1回の発行量を2000億円増やして月額2兆5000億円にする。
一方、2年利付国債は今年12月以降2000億円増の月額2兆6000億円、5年利付国債は11月以降1000億円増の2兆4000億円、10年利付国債は12月以降1000億円増の2兆2000億円にそれぞれ増額する。
09年度の国債発行計画では、個人向け国債・その他窓販の計4兆2000億円を個人向けに発行する予定だったが、2兆円程度の下振れが必至の情勢。米リーマンブラザーズ破たん後の金融・資本市場の混乱で市況が悪化した物価連動債や変動利付債の発行についても、「発行再開は時期尚早」(外資系証券)とみられ、それぞれ3000億円ずつの穴埋めが必要なため、同省では、月内に開催した国債市場特別参加者会合や国債投資家懇談会で対応を協議していた。