日清製粉が通期見通し上方修正、家庭用食品好調などで
2009年10月30日(金)18時54分配信 ロイター
-PR-
[東京 30日 ロイター] 日清製粉グループ本社<2002.T>は30日、2010年3月期の連結決算見通しについて、営業利益を従来予想の203億円から234億円に引き上げた。消費者の節約志向の高まりによる内食化から、家庭用食品が好調なほか、昨年9月の製粉東灘工場の本格稼動といったコスト削減策の効果が寄与する。
10月に輸入小麦の政府売渡価格が5銘柄平均で23%引き下げられ、それに伴い値下げで還元策を実施するが、これは業績見通しに織り込んでいるという。小麦粉の副製品である、ふすまも引き続き市況が下落しながらも、想定したよりも下げずに推移している。
食品部門は上半期の時点で、内食化によって家庭用小麦粉やプレミックスなどが好調だが、節約志向を背景に中食と言われる分野は減収になったという。
ただ、通期の修正は上半期に上振れした分と大きく変わらない。これについて会見した深田晶也取締役は「原油や穀物相場など、コストに影響を及ぼす商品市況が不透明。それらを踏まえて修正値を出した」とコメントしていた。