09年第2四半期末の世界投信残高は20.34兆ドル、日本は8位
2009年11月2日(月)12時23分配信 ロイター
-PR-
[東京 2日 ロイター] 投資信託協会によると、国際投資信託協会が10月30日に発表した2009年第2・四半期(4─6月)末の世界の投資信託残高は、前四半期末比12.0%増の20.34兆ドルとなった。1年前の08年第2・四半期末は24.65兆ドルだった。国別投信残高ランキングでは、日本は前四半期末の6位から8位に下落した。
第2・四半期末の資産別残高をみると、株式投信が7.25兆ドルで、前四半期末比22.3%増加したほか、公社債投信も同13.8%増の3.85兆ドル、バランスファンドも同16.5%増の1.94兆ドルとそれぞれ2けた増となった。一方、MMFは5.72兆ドルと同1.4%減少した。
資金フローについては、第1・四半期は470億ドルの純増だったが、第2・四半期は810億ドルの純増と流入ペースが加速した。公社債投信の純増額が大幅に拡大したほか、株式投信とバランスファンドが前四半期の純減から純増に転じたことが寄与した。一方、MMFは純増から純減に転じた。
地域別の資金フローをみると、株式投信において、南北アメリカが520億ドル、ヨーロッパが320億ドル、アジア・太平洋地域が87億円と軒並み資金純増を記録。公社債投信でも、南北アメリカが1100億ドル、ヨーロッパが280億ドル、アジア・太平洋地域が270億ドルの純増となり、資金流入が堅調だった。一方、MMFについては、南北アメリカで1580億ドル、ヨーロッパで340億ドル、アジア・太平洋地域で210億ドルの資金純減となった。
09年6月末の世界の投信残高の資産別ウエートは、株式投信が36%(前四半期末33%)でトップ。次いでMMFが28%(同32%)、公社債投信が19%(同19%)、バランスファンドが10%(同9%)、その他7%(同8%)となった。
国別投信残高ランキング上位10カ国では、トップが10.03兆ドルの米国で、2位が1.98兆ドルのルクセンブルク、3位が1.70兆ドルのフランスとなった。残高が1兆ドルを超えたのは3カ国のみで、日本は0.59兆ドルで8位だった。なお、4位以下はオーストラリア、アイルランド、ブラジル、英国、日本、カナダ、中国の順。
国際投信協会は世界各国の投信協会が加盟する組織で、今回は45カ国(前回は44カ国)から提供されたデータを基に集計した。
(ロイター日本語ニュース 大林優香記者)