リテールと投資銀行部門の法的分離、システムリスク高める可能性=英FSA長官
2009年11月2日(月)23時23分配信 ロイター
11月2日、英FSAのターナー長官は、国内銀行の業務分割について、リテール部門と投資銀行部門を法的に分離することはシステム上のリスクを高める恐れがあるとの見解示す。写真は7月、ロンドンで(2009年 ロイター/Luke MacGregor) [ 拡大 ]
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[ロンドン 2日 ロイター] 英金融サービス機構(FSA)のターナー長官は2日、国内銀行の業務分割について、リテール(小口金融)部門と投資銀行部門を法的に分離することはシステム上のリスクを高める恐れがあるとの見解を示した。
長官はFSAの会合で、いわゆる「大きすぎてつぶせない」金融機関の問題の解消に特効薬はないと発言。「(業務の範囲を狭める)極端なナローバンク(決済専門銀行)化は関連法案の成立など明らかに実際的に実現可能だが、最も重要な問題には取り組むことができず、むしろ金融システムに不安定さに対する一段のぜい弱性をもたらす可能性があると考える」と述べた。
「そのような(業務)分割は明らかに、政策として単独では十分とは言えないだろう」と話した。
国内銀行の多くは多額の公的資金の注入を受けており、商業銀行業務とリスクの高い投資銀行業務の法的な分離の必要性が議論されている。