森永製菓の10年3月期、原料安などで大幅増益を確保
2009年11月4日(水)18時23分配信 ロイター
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[東京 4日 ロイター] 森永製菓<2201.T>は4日、2010年3月期の連結営業利益について、10月20日の上方修正値である54億5000万円(前年比61.2%増)に据え置くと発表した。
主力の菓子事業が低価格化の影響や取引制度改定の影響などで減収となるものの、原料安の下落や効率化の推進でカバー、大幅増益を確保する。
菓子と健康部門の主力ブランドである「ウイダーinゼリー」が苦戦しているものの、海外乳製品はじめ原料価格の低下がプラスに作用しているほか、ローコストオペレーションを徹底し、低価格化が進む厳しい収益環境を乗り切る形となっている。原料安効果は、上半期実績が10億円、下半期は14億円となる見通しだ。
会見した佐藤順一常務は「(値上げで)数量が下がったのは、価格低下が進む中で消費者に受け入れられなかったことを示す」と指摘。低価格化の対応について、価格改定した商品の一部について元の価格に引き下げる一方「PB(プライベートブランド)対NB(ナショナルブランド)という点では、NBしかない価値を出していく」と述べた。
「ウイダーinゼリー」については「低価格化の影響よりも、競合品との競争激化が苦戦の要因として大きい。夏場の天候不順も響いた」(佐藤常務)とし、従来品より付加価値の高い新製品を投入したほか、さらに活性化させる戦略を立案中としている。