9月のユーロ圏PPIは低下、インフレ圧力の弱さ裏づけ
2009年11月4日(水)22時0分配信 ロイター
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[ブリュッセル 4日 ロイター] 欧州連合(EU)統計局が4日発表した9月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は、エネルギー価格の下落による影響で前月比0.4%低下した。これにより、景気回復の兆しが現れているにもかかわらず、インフレ圧力は弱いことが示された。前年比では7.7%低下した。
この結果は、ロイターが実施したアナリスト調査の予測値と完全に一致した。
PPI低下の主因は原油価格の下落で、エネルギー価格は前月比1.9%、前年比17.6%それぞれ下落した。
資本財、耐久消費財、非耐久消費財価格も前月に比べ0.1%下落した。
IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「今回のデータは、ユーロ圏の生産活動が最近上向いているにもかかわらず、著しい過剰生産能力があり競争も激しい中、依然として生産者の価格支配力が弱いことを示している」と指摘。
そのうえで、「生産者物価の落ち着きが続いていることは、ユーロ圏では基本的なインフレ圧力が依然として非常に弱いとの見方を裏付けた。そのため、欧州中央銀行(ECB)は5日の理事会ばかりでなく、2010年のかなり先まで金融緩和スタンスを維持する可能性が高い」と述べた。