英中銀が資産買い入れ規模を拡大、金利は据え置き
2009年11月5日(木)22時41分配信 ロイター
11月5日、イングランド銀行は資産買い入れプログラムの規模を250億ポンド拡大。金利は据え置いた。写真は6月、ロンドンにある同行外観(2009年 ロイター/Alessia Pierdomenico) [ 拡大 ]
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[ロンドン 5日 ロイター] イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は5日、政策金利を過去最低水準となる0.5%に据え置く一方、資産買い入れプログラムの規模を250億ポンド拡大し、2000億ポンドにすると発表した。
多くの投資家がより大規模な拡大を予想していたことから、ポンド/ドルは上昇した。
金利据置きは予想通り。国債買い入れについては向こう3カ月で完了するとした。
IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「経済が2010年に再び大きく落ち込まない限り、これが量的緩和プログラムの最後の延長と考える」と述べた。
英中銀は、景気回復が視野に入ってきたことを示す多くのデータがあることを認識する一方、「現在の経済活動の水準で、緩慢なペースでの回復」になるとの見通しを維持している。
声明は「今後当分の間、(緩慢な回復により)インフレは引き続き抑制され、短期的に過去のポンド安の影響によって相殺される」とした。
ロイターの調査の対象となったエコノミストの3分の2は、BOEが資産買い入れプログラムを拡大すると予想していたが、拡大幅については250億ポンドと500億ポンドに見方が分かれていた。
ドイツ銀行のエコノミスト、ジョージ・バックリー氏は「英中銀は市場から量的緩和を取り除き、経済成長に対する一段のマイナスのサプライズを排除しようとしているようだ。これが最後の量的緩和措置になると予想する」と述べた。