欧州市場サマリー(5日)
2009年11月6日(金)6時19分配信 ロイター
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1418GMT 4日
ユーロ/ドル 1.4879 1.4876
ドル/円 90.560 90.680
ユーロ/円 134.74 134.89
5日終値 前営業日終値
株 FT100 5125.64(+17.75) 5107.89
クセトラDAX 5480.92(+36.69) 5444.23
金 現物午後値決め 1089.00 1090.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.265 (+0.030) 0.400(0.447)
独連邦債2年物 1.319(1.325)
独連邦債10年物(12月限) 121.07 (‐0.18) 3.345(3.321)
独連邦債30年物 4.108(4.098)
<為替> ユーロが対ドルでザラ場安値圏から持ち直した。欧州中央銀行(ECB)はこの日、政策金利を1%に据え置いたが、トリシェ総裁は記者会見でユーロ圏経済が来年回復するとの見通しを明らかにした。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。各中銀が相次いで金利を据え置き、米指標が上振れるなか、経済に対する楽観的な見通しでエネルギー株中心に買われた。
イングランド銀行(英中央銀行、BOE)はこの日、政策金利を0.5%に据え置き、資産買い入れプログラムの規模を2000億ポンドに増額すると発表した。欧州中央銀行(ECB)も金利を1%に据え置いた。
米指標は、第3・四半期の非農業部門労働生産性が大幅に上昇し、週間の新規失業保険申請件数は1月以来の水準に減少。シスコシステムズ<CSCO.O>の決算が予想を上回ったことも市場心理を明るくしたという。
原油価格が80ドル近辺で推移するなか、エネルギー株がしっかり。BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、タロー・オイル<TLW.L>が0.3─1.9%上昇した。
9月の英製造業生産が予想以上に増加したことも好材料だったという。
モルガン・スタンレーの英株式ストラテジスト、グラハム・セッカー氏は「今週はこれまでに米英で発表された統計がすべて好調で、最近みられた相場の調整は終了したと個人的に考える。相場は今後数週間で再び上がり続けるはずだ」と述べた。
英中銀は声明で、支出や信頼感に関する複数の指標は、経済活動の持ち直しが早期に表面化する可能性を示唆していると指摘。過去のかなりの刺激効果が現在も経済に作用していると述べた。
欧州株式市場は続伸し、1週間ぶり高値で引けた。米新規失業保険週間申請件数が10カ月ぶりの水準に減少したほか、第3・四半期の米労働生産性が6年ぶりの伸びとなったことが支援した。
欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行、BOE)がこの日、政策金利を据え置いたことも支援材料となった。
投資家のリスク選好が強まり、独DAX・ NEWボラティリティ指数は4%低下した。
FTSEユーロファースト300種指数は5.89ポイント(0.6%)高の990.53。一時969.74まで下げた後値を戻し、10月29日以来の高値で引けた。
DJユーロSTOXX50種指数は30.15ポイント(1.09%)高の2793.44。
小売株が買われた。ベルギーのスーパーマーケット・グループ、デレーズ<DELB.BR>は5%高。2009年の営業利益見通しを引き上げた。
オランダの同業アホールド<AHLN.AS>も4.5%上昇。主要幹部2人の業務変更を背景に、企業買収に向けた努力を強化しているとの憶測が高まった。
仏小売大手カルフール<CARR.PA>、英テスコ<TSCO.L>、英セインズベリー<SBRY.L>が0.7―3.5%値を上げた。
ラング・アンド・シュワルツのストラテジスト、 ジュゼッペグイド・アマト氏は「市場参加者はここ数日慎重となっていたが、マクロ経済のデータが若干相場を押し上げた」と述べた。
金融株も堅調。スタンダード・チャータード<STAN.L>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、ナティクシス<CNAT.PA>、サンタンデール<SAN.MC>が0.7―3.2%上昇した。
予想を上回る四半期決算を発表した仏BNPパリバ<BNPP.PA>は3.3%値を上げた。
一方、独コメルツバンク<CBKG.DE>は4.7%安。依然として09・10年に損失を計上するとの見通しを示した。
<ユーロ圏債券> 下落。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が1年物資金供給オペを延長しない可能性を示唆した。
独連邦債10年物利回りが上昇し、一時、9月以降初めて3.39%を上回った。
トリシェ総裁はECB理事会後の記者会見で、景気が上向いていることを示す兆候を認識しているとし、1年物オペについて、12月の実施を最後に延長されないとの市場の見方を「払拭する」ことはしないと語った。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の債券ストラテジスト、ハービンダー・サイアン氏は「トリシェ総裁の会見は、成長見通しを強調し、穏やかなタカ派的といえる内容だった。1年物オペを12月に実施後、延長はしないと強く示唆した。これは一種の出口戦略だ」との見方を示した。
ECBは政策金利を予想通り1.0%に据え置いた。
独連邦債先物12月限は前日の清算値から24ティック安の121.01。一時120.66まで下落した。
独連邦債利回りは大半が上昇。10年物利回りは前日比3.4ベーシスポイント(bp)上昇し3.351%となった。
同2年物利回りは前日比ほぼ変わらずの1.312%。一時1.38%まで上昇した。
この結果、2・10年物の利回り格差は203bpに拡大した。
KBCのストラテジスト、ボブ・メイズ氏は「1年物オペの終了が12月理事会で正式に発表されると予想している。それは出口戦略の始まりを意味する」と述べた。相場が安値から戻したことを指摘し、これは市場でもある程度予想されていると話した。
この日は、イングランド銀行(英中央銀行)が金融政策委員会で資産買い入れプログラムの総額を従来の1750億ポンドから2000億ポンドへ250億ポンド増額することを決定した。一部では500億ポンド増額されるとの見方が出ていたことから、決定を受けて英国債は圧迫された。
[東京 6日 ロイター]