NYダウ1万ドル回復、経済への期待感高まる
2009年11月6日(金)7時38分配信 ロイター
11月5日、米株式相場は大幅高。S&P500種が4営業日続伸し、ダウは終値で2週間ぶりに1万ドルを回復した。写真はニューヨーク証券取引所で。4月撮影(2009年 ロイター/Brendan McDermid) [ 拡大 ]
-PR-
[ニューヨーク 5日 ロイター] 米株式相場は大幅高。S&P500種が4営業日続伸し、ダウは終値で2週間ぶりに1万ドルを回復した。第3・四半期の労働生産性の上昇や新規失業保険週間申請件数の減少を受けて景気回復への期待が高まった。また、シスコシステムズ<CSCO.O>が前日発表した決算が好感され、ハイテク株が上昇した。
ダウ工業株30種は203.82ドル(2.08%)高の1万0005.96ドル。
ナスダック総合指数は49.80ポイント(2.42%)高の2105.32。
S&P総合500種は20.13ポイント(1.92%)高の1066.63。
この日は幅広い銘柄に買いが入った。シスコは2.8%上昇。4日発表した8―10月期決算は利益が市場予想を上回った。
米労働省が5日発表した第3・四半期非農業部門労働生産性・労働コスト速報値は、生産性の伸びが年率換算で前期比プラス9.5%と、2003年第3・四半期以来6年ぶりの大幅な上昇となった。また、10月31日終了週の新規失業保険週間申請件数は51万2000件と前週から2万件減少し、1月上旬以来の低水準となった。
オークブルック・インベストメンツのPeter Jankovskis共同最高投資責任者(CIO)は、新規失業保険週間申請件数のデータは市場を支援し「あす発表の雇用統計が予想を上回る可能性があるという期待を幾分」呼び起こしたと指摘した。
ハイテク株は幅広く買われ、ネットワーク関連株指数は2.1%高。フィラデルフィア半導体株指数は2.6%高となった。
デュポン<DD.N>は3.7%上昇。同社の最高経営責任者(CEO)が2010年以降の成長計画を明らかにしたことが好感された。
一方、CVSケアマーク<CVS.N>は20.1%急落。薬剤給付管理事業の不振に関するCEOのコメントが嫌気された。
10月の米小売各社の既存店売上高は前年の低水準から回復したものの、半数以上の小売りチェーンで市場予想を下回った。
S&P小売株指数は1.8%上昇。