米AIGの第3四半期は2四半期連続で黒字
2009年11月7日(土)4時36分配信 ロイター
11月6日、米AIGの第3・四半期決算は、投資損失の縮小が寄与し2四半期連続で黒字に。写真は昨年9月、ニューヨークで(2009年 ロイター/Eric Thayer) [ 拡大 ]
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[ニューヨーク 6日 ロイター] 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)<AIG.N>が6日発表した第3・四半期決算は、投資損失の縮小が寄与し2四半期連続で黒字となった。
純利益は4億5500万ドル(1株当たり0.68ドル)。前年同期は244億7000万ドル(同181.02ドル)の赤字だった。
傘下のAIGフィナンシャル・プロダクツ(AIGFP)が保有する証券
の評価に絡む特別利益19億5000万ドルが含まれる。08年のAIGの大幅損失とそれに続く政府による救済は、同部門の損失が主因だった。
実現損益を除くベースでの調整後利益は19億ドル(同2.85ドル)。トムソン・ロイター・エスティメーツが集計したアナリスト4人の予想平均1.98ドルを上回った。
主要部門の保険事業は引き続き不振だった。ロバート・ベンモシェ新最高経営責任者(CEO)は、AIGが第3・四半期に安定化し始めたものの、保険事業は減収になったと指摘した。
また、第3・四半期にAIGFPのデリバティブ(金融派生商品)ポートフォリオを13%縮小し、約1兆1000億ドルとしたことを明らかにした。
一般保険部門での保険販売は13%減。生命保険・退職サービス関連での保険料収入は16%減となった。ただ、純投資収益が前年同期から黒字に転換したことで、一般及び生命保険部門は営業黒字を計上した。
AIG株は米株市場午前の取引で9%超下落した。