中国株ファンドの10月末純資産は+5.7%、12カ月連続流入超
2009年11月9日(月)14時26分配信 ロイター
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[東京 9日 ロイター] トムソン・ロイター傘下の投信情報サービス会社リッパーによると、国内で販売されている中国株ファンド(国内籍)の10月末時点の純資産残高は前月比5.7%増の1兆2119億6900万円となり、2カ月連続で増加した。
同社推計によると資金フローは前月の約9分の1となったものの約145億円が純流入し、12カ月連続の流入超となった。
外国籍の中国株ファンド残高は9月末現在705億0900万円だった。
10月の中国株式相場は前月に引き続き好調を維持。外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数は前月比プラス7.79%、ハンセン中国企業株(H株)指数はプラス7.68%、香港ハンセン指数はプラス3.81%と、それぞれ上昇した。リッパー分類別の月間平均騰落率で「株式型中国株」はプラス5.10%と2カ月連続のプラスとなった。
一方、リッパーが推計した10月の資金純流出入状況によると、中国株ファンド(国内籍追加型)は約145億円の流入超(9月は約1338億円の流入超)となった。株式市場は比較的堅調に推移しているが、ファンドの資金は全般的に流出傾向にあり、比較的新しいファンドやA株に投資しているファンドの一部に資金の流入が見られる程度、となっている。「A株人気も一巡しつつある。中国株ファンドでは、値動きが大きいだけに、うまくキャピタルゲインを取っては、またタイミングを狙って投資するという投資家も結構いる」(国内証券)との声もある。
11月発行のリッパー・データ・リポートによると、10月末の中国株ファンド数は国内籍は90本、外国籍(9月末時点)は22本で前月と変わらず。
10月末時点で純資産が最大の中国株ファンドは、野村アセットマネジメントが3月に設定した「野村新中国株投資」<62006983JP>で残高は約1287億円(9月末は約1259億円)。2位は三井住友アセットマネジメントの「三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド」<62003515JP>で約766億円(同756億円)。3位はフォルティス・アセットマネジメントの「日興フォルティス・中国A株ファンド」<62007072JP>で約760億円(同680億円)となった。
10月末の中国株ファンドの本数・残高は以下のとおり(カッコ内は前月末)。
国内籍 90本(90本)1兆2119億6900万円(1兆1544億1800万円)
外国籍 22本(22本) 705億0900万円( 705億8100万円)
(ロイター日本語ニュース 岩崎 成子記者)