NY発!P.S.アンダーソン製作SFホラー『Pandorum』レヴュー!
2009年10月27日(火)19時3分配信 Hottrash.com
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人口過密になった近未来。地球から遥か彼方の、巨大宇宙船の中で目覚めたバウワーとペイトンは、自分たちが何者で、そこでなにをしていたのか完全に記憶を失っていた。宇宙船を起動させるための原子炉を目指し、不気味な船内を探索するうちに、バウワーは他のクルーたちと遭遇する。彼らから、人口過密になり破壊された地球を飛び出し、6万人の乗客たち(睡眠状態)を地球に似た他の惑星に連れて行く120年がかりの宇宙の旅が自分たちのミッションであることを知らされる。
しかし、長期に渡る航海が原因で船員の多くはパンドラムという名の精神障害に悩まされていることを知る。さらに彼らは、船内でうごめく未知なるミュータントたちと遭遇し・・。
本作のプロデュースを手掛けているポール・S・アンダーソンの『イベント・ホライゾン』を彷彿とさせるSFホラーだ。ただし、あそこまでじっとりした恐怖感や不気味な切迫感はない。もっとSF色とアクション色が濃厚な、壮大なテーマを描いた作品である。なので、ホラーと言うほどホラーではない。
お楽しみの最強ウォリアーであるミュータントが続々と登場するが、どこかで見たことがあるようなデザインが新鮮味に欠け、アクションは確かに壮絶だがカタルシスは控えめ。ゴアなシーンもあるにはあるが、衝撃度は低かった。
キャストは、『30デイズナイト』『3時10分、決断のとき』のベン・フォスターの熱演が光っていたが、それ以上にドイツ出身の新進女優、アンチェ・トラウエが鋭い眼光を放ちながらハイレベルなアクションを披露。『マトリックス』のキャリー・アン・モス級のインパクトを残していた。デニス・クエイドのまさかのアクション・シーンにも注目だ!(小林真里)
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