NY発!全米社会現象ホラー『Paranormal Activity』レヴュー!
2009年11月2日(月)20時30分配信 Hottrash.com
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カリフォルニア州、サンディエゴ。デイトレーダーのミカと大学生のケイティーのカップルは、二人の住む家で起こる怪奇現象に悩まされていた。ミカは試しに、ベッドルームにビデオカメラを設置し、就寝中になにが起こっているのかを録画しようと試みる。最初はなにも動きはなかったが、次第に不可解な現象がカメラに収められ、それは段々エスカレートしていく。明らかに“なにかが”そこにいるのだ。恐怖に脅える二人の運命は一体・・・。
ビデオカメラで写される映像が映画の大部分を占めているが、深夜の薄暗い寝室で立て続けに起こる心霊現象を、覗き見感覚で見せるというアイディアがまず秀逸だ。そこで起こっているすべての恐ろしい出来事を、感情のない冷静なカメラ(主に固定された)を媒介として“見せつけられている”、という感覚が不気味で戦慄を呼ぶのだ。
非常にシンプルな設定だが、段階的に恐怖心理を煽るショッキングな仕掛けが数多く用意されており、緻密な音響も含め演出が計算され尽くしているため、映画が進むにつれどんどんショック度もアップ。「一体、次はなにが起こるのだろうか・・・?」という恐怖を、主人公二人と一緒に体感できるのだ。
しつこいぐらいに畳みかけてくるサウンドのインパクトも効果抜群で、音がもたらす恐怖と余韻も特筆に値する。そして、クライマックスの衝撃。NYの劇場の満席の場内では、今までの人生で耳にしたことがない壮絶な絶叫が木霊していた。こんな恐怖、子供のころに『オーメン』や『エイリアン』を観たとき以来かもしれない。
かつてない恐怖とスリルを味わえる、ゼロ年代を代表するホラー映画の傑作。映画館で是非、スクリームしながら観てもらいたい。トラウマ覚悟でね!(小林真里)
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