ただのディザスターじゃない! 映画『2012』全編が日本でお披露目
2009年11月2日(月)17時5分配信 ぴあ
映画『2012』のワンシーン [ 拡大 ]
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マヤ文明の予言などで語られている“2012年世界終末説”をモチーフにした本作。10月にエメリッヒ監督が来日した際に報道陣に公開された冒頭53分では、ジョン・キューザック演じる主人公が住むロサンゼルスを大地震が襲うシーンまでが描かれていたが、そのテンションはまったく落ちることのないまま映画は全2時間38分を駆け抜ける。特に、イエローストーン国立公園でのカルデラの大噴火や、クライマックスでヒマラヤ山脈まで押し寄せる大津波のシーンは圧巻のひと言。これまでも多くのディザスター大作を手がけてきたエメリッヒ監督が「これ以上のディザスターは作れない」と語っているだけあって、まさに“極めつけ”のド迫力映像になっている。
また、映像面とともに注目なのが、この未曾有の大災害に直面する人々のドラマ。物語の柱は大きく2つに分かれている。ひとつは、誰よりも先に地球壊滅という事態を知った権力者たちのドラマ。すべての人々に伝えるべき事実だと分かってはいても、人間社会を存続させるためには“非情”になるしかない。そんな緊急事態下での葛藤のさまが描かれていく。特に、オバマ大統領を彷彿とさせる黒人米国大統領(ダニー・グローヴァー)の“選択”は見どころだ。そしてもうひとつは、運良くいち早く災害を察知した主人公一家が、なんとか生き延びようと孤軍奮闘する物語。離婚によってバラバラになってしまった家族が、地震、噴火、津波という度重なるピンチを切り抜けていくうちにその絆を再生していく姿には、上映後、関係者から「多くの観客の共感を呼ぶだろう」との声が挙がっていた。
『2012』
11月21日(土)より、丸の内ルーブルほか全国ロードショー
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