R.E.M.、パール・ジャム、NINら、グアンタナモ収容所閉鎖を訴える
2009年10月26日(月)0時0分配信 MTV
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20日、キューバのグアンタナモ湾にあるテロ容疑者収容施設を閉鎖するよう米オバマ政権に要請するために、複数のミュージシャンから成るグループが結成された。同施設では、尋問の際に拘束者に耐え難い音量で音楽を聴かせていると報じられている。
グループに名を連ねたのは、自身たちの音楽が尋問に使用されたと報じられているR.E.M.(写真=マイケル・スタイプ)、パール・ジャム、ナイン・インチ・ネイルズ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ロザンヌ・キャッシュ、スティーヴ・アール、ビリー・ブラグ。AP通信によると、これらのミュージシャンは、グアンタナモの収容施設の閉鎖キャンペーンを支援していくことを発表したという。
彼らの取り組みの一環として、ワシントンの国家安全保障アーカイヴは、尋問で大音量の音楽が使用されたことに関する機密記録の情報公開を要求した。上院軍事委員会による2008年11月付の報告には、尋問の手段として大音量の音楽が使用されたという複数の言及が含まれており、この中には音楽鑑賞が禁じられていると信じていたモーリタニア人の収容者にストレスを与えるべく、ドラウニング・プールの「Bodies」のような楽曲を爆音で聴かせたという例も含まれていた。ドラウニング・プールは、グアンタナモ湾を含む米軍の拘置所での自身たちの音楽使用に反対していない。
他にもディーサイドの「F--- Your God」やメタリカの「Enter Sandman」、キャットフードのCMソング、子供番組「セサミ・ストリート」の音楽、ドン・マクリーンの「American Pie」、ブルース・スプリングスティーンの「Born in the U.S.A.」、ナイン・インチ・ネイルズの「March of the Pigs」、クイーンの「We Will Rock You」、子供番組「バーニー」の楽曲「I Love You」、R.E.M.、パール・ジャム、AC/DC、ブリトニー・スピアーズ、ザ・ビー・ジーズ、マリリン・マンソンの楽曲などが、尋問に使用されたと伝えられている。
グアンタナモ統合任務部隊のスポークスパーソンはAP通信に対し、2003年秋以降、大音量の音楽が尋問で使用されたことはないと伝えた。同施設に最初のグループが収容されたのは2002年1月だという。
オバマ大統領は今年1月22日に、同施設を1年以内に閉鎖するよう大統領命令を出した。だが、一部の共和党員から批判の声が上がっており、実現するか否かは不明だ。CIAのスポークスパーソンは、拘留者間のコミュニケーションを阻止するなど、音楽は警備上の理由で使用されていたとして、「処罰としてではなく、ロックのライブよりもはるかに低い音量で流した」と主張している。
英BBCニュースによると、R.E.M.は今回の試みについて、「僕らは過去30年間を、平和と正義に関連した目的のために費やしてきました。友人たちの音楽が同意なく知らないところで拷問に使用されているかと思うと、恐ろしくなります。これは反米主義的なことです」とコメントしたとのこと。■