この人物のオモテとウラ 美咲・米倉に続けるか!?
2009年10月31日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
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●「天使の恋」で初主演
東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、第22回東京国際映画祭に特別招待された映画「天使の恋」が19日上映され、主演の佐々木希(21)が、共演の谷原章介、そして寒竹ゆり監督らと舞台あいさつを行った。
この日の佐々木は、肩から胸元までガッツリと開いたセクシーなドレス姿で華々しく登場。小雪や宮沢りえなど先輩女優にひけをとらないほど、ひときわ輝いていた。
人気モデルから、本格的な女優として第一歩を踏み出した佐々木の初の主演映画は、過去のトラウマで人を信じられなくなった17歳の女子高生・理央(佐々木)が、18歳年上の大学講師・光輝(谷原)に出会い、運命的な恋に落ちていく姿を描くラブストーリー。
舞台あいさつで佐々木は、「演技経験もそれほどないし、『できない!!』」と一度は出演を断ったが「監督にお会いして熱い思いが伝わってきたので、やるしかないと思った」と決断に至った経緯を告白。映画「ハンサム★スーツ」で佐々木と共演した谷原も、「前回と違って今回は難しい役どころだったが、撮影中に目覚ましい成長を遂げて、人はこんなに変化していくんだと思った」と、佐々木の成長ぶりに、目を細めて喜んでいた。
●ブログでスッピン披露
佐々木は1988年、秋田市出身。小学校の頃からネイルアートをするほどおしゃれが好きだった。JR秋田駅前の商業施設「フォーラス」の若い女性向けの洋服店に勤務中の05年、集英社のスカウトから「芸能界に入ってみないか」と声をかけられる。だがまだ17歳の佐々木にとって、芸能界など想像できない。洋服の買い付けの仕事をしながら、結婚を夢見ていた佐々木は、大好きな秋田を離れたくないと渋った。
そんな時、店の先輩女性から「チャンスをつかむべき」と肩を押される。06年、集英社の女性ファッション雑誌「PINKY」のオーディションでグランプリを獲得、専属モデルになった。
しかし撮影ではポーズを決められず、表情もぎこちなかった。戸惑う日々の中、「秋田に帰りたい」と何度も思ったが、母の励ましを思い出して、自分を奮い立たせた。先輩モデルからポーズのとり方を教えてもらい、深夜に帰宅しても練習を続け、暗い表情を見せないように、鏡の前で笑った。佐々木の根性は、この頃から培われたのだ。
上京して2年目には「PINKY」の表紙を単独で飾った。その後は衣装やアクセサリーをプロデュースするなど、芸能以外の分野でも活躍。またロッテのガム「フィッツ」のCMでは「フニャン、ニャン」と歌いながら踊るダンスがブレークした。
ブログですっぴんを披露したり、秋田弁でナマってみたりと憎めないキャラで男女問わず人気の佐々木。その半面、いつでもどこでも眠れるという特技を持ち、意外と骨太だったりする。今回の本格的な女優デビューで、モデルから女優に転身した米倉涼子や伊東美咲のようになれるのか?今後も活躍が楽しみだ。
(日刊ゲンダイ2009年10月28日掲載)