TV局ののりピー騒動 大量動員も肩透かしに終わった
2009年11月1日(日)10時0分配信 日刊ゲンダイ
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高視聴率を期待したテレビ局にとっては、とんだ肩透かしか。
26日に民放各局が特別編成態勢で臨んだ酒井法子の初公判。各局は大雨の中、早朝から傍聴券獲得のために記者やアナウンサー、アルバイトを大量動員。抽選会場となった日比谷公園に、東京地裁史上2番目となる6615人もの大行列が並んだ様子を生中継するなど“世紀の裁判”の模様を時々刻々と詳報した。
ところが、TBSの「ひるおび!特別拡大版スペシャル」は5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。テレビ朝日の「ワイド!スクランブル拡大SP」は前半が7.6%、拡大部分は6.7%。日本テレビの「ミヤネ屋」は第1部が8.1%、第2部が12.0%。「目標は2ケタ」(ワイドショー関係者)という皮算用は当て外れといえるだろう。
ワイドショーは8月上旬から、のりピーの逃走劇、逮捕、釈放と生中継で追い続け、軒並み2ケタの高視聴率を記録。“夏枯れ”の時季なのに「のりピー特需」でウハウハで、その勢いを初公判に持ち込みたかったはず。だが、そうは問屋が卸さなかったわけだ。
そして、早くもワイドショーの関心はすでに別の方向を向いている。
「今、一番ホットなのは豊島区の34歳の女の結婚詐欺事件ですよ。すでに複数人の死亡が確認されているし、どこまで拡大するかわからないからスタッフや記者を総動員させています」(テレビ関係者)
のりピー狂騒曲もやっと終わった。
(日刊ゲンダイ2009年10月29日掲載)