この人物のオモテとウラ 11年のブランクでも悠々自適
2009年11月5日(木)10時0分配信 日刊ゲンダイ
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●いわくつきの映画がようやく公開
かつての月9の女王・中山美穂(39)が久々にマスコミの前に姿を現した。10月27日、主演映画「サヨナライツカ」(イ・ジェハン監督)の完成報告会見に登場。こうした場に出てくるのは1998年10月のドラマ「眠れる森」(フジテレビ)の制作発表以来だから、11年ぶりのこととなる。
映画は97年の「東京日和」、ドラマも02年の「ホーム&アウェイ」(フジテレビ)を最後に出ていない。この間、中山は何をしていたのか。「パリで自分磨きをしていました」とは本人の弁。フランスで夫・辻仁成(50)と長男(5)の3人で悠々自適の生活を送っているのだという。
今回の映画は辻の同名小説が原作。バンコクで奔放に生きる主人公(中山)が西島秀俊演じるビジネスマンと恋に落ちるというストーリー。中山は肌もあらわに濃厚なラブシーンを演じている。太ももを愛撫されながらディープキスをするシーンもあり、R15に指定されるほどの熱演ぶりだ。
来年1月からの上映が予定されているが、公開されるまでにはさまざまなトラブルがあった。完成してもなかなか配給先が決まらず、暗礁に乗り上げる危険もあったという。そもそも、この映画はスタートから“いわくつき”のしろものだった。実は7年前にも中山主演で計画が進められていたのだ。
「メガホンをとる予定の行定勲監督との打ち合わせに原作の辻氏がドタキャン。なんと中山と密会するためだった。それが写真誌にスクープされ、事情を知った行定氏はへそを曲げて降板。そのまま映画もお蔵入りになってしまったというわけです」(芸能記者)
監督降板が明らかになる前日に辻と中山は電撃入籍。前記のドラマ「ホーム&アウェイ」の撮影が終わると2人でフランスに渡り、中山は事実上、芸能活動を休止することになった。
●アラフォーの今後は洋々
その後、出産をはさみ、復帰を遂げるのは05年のこと。飲料水のCM出演だった。
「芥川賞作家とはいえ、辻氏にかつての勢いはなく、フランスでの優雅な生活を維持するには、中山が仕事を再開するしかなかった。当時はまだ乳飲み子だった長男を抱えながら稼ぐとなれば、当然CMということになります」(芸能記者)
05年以降は毎年1〜3社のCMに出続けている中山。現在も化粧品のイメージキャラクターを務めており、広告業界では安定した位置を占めている。
「ブランクをものともせず、いまだに企業からの人気は高い。もともと大人っぽい子でしたけど、年を重ねてさらに魅力が増した感じ。アラフォーとして今後も需要がますます高まりますよ」(大手広告代理店営業担当)
かつての中山のCM出演料は1社8000万円。女性タレント・ギャラランキングの上位5人に入っていた。この不景気でさすがにその額は目減りしたようだが、それでも数千万円は堅いという。11月3日にはパリに戻ってしまうという中山。日仏を股にかけ、母としてのたくましさも加わったようだ。
(日刊ゲンダイ2009年11月2日掲載)