高須基仁のメディア国士無双 逆風を耐え抜いた東條英機の孫娘・由布子さん
2008年12月26日(金)15時0分配信 リアルスポーツ
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この日、A級戦犯の一人である東條英機元総理の孫娘、東條由布子さんの新刊「家族愛〜東條英機とかつ子の育児日記・手紙より」(春日出版)の出版記念祝賀会に出席した。本書は若き日の東條とかつ子夫妻が、長男英隆の誕生から小学校に入学するまでをつづった育児日記や、新婚当時に交わした手紙などを中心に構成されている。
由布子さんとは8月15日、BS11デジタルで放送された「暴く!! ニュース&噂の裏の裏・第二弾〜検証!靖国問題と東京裁判〜」でパネリストとして共演した。今回のパーティには、その縁で呼ばれたわけだ。
由布子さんは東京裁判史観、靖国神社からのA級戦犯分祀、従軍慰安婦の強制連行、南京大虐殺などを否定している。そして、遺族の立場から東條を擁護している。
もちろん東條が負った責任は重い。しかし、彼が一人きりで戦争を遂行したわけでもない。責任があるとしたら、戦争を翼賛し、PRしたマスメディア。とりわけ当時は新聞の力が大きかった。新聞は国民を煽りたて、若者たちを戦場へと駆り立てた。その罪は重い。
皇室を、そして国体を護るために判決を受け入れ、静かに処刑台の露と消えた東條。そして戦後、世間に吹き荒れる逆風の中で蟄居し続けた東條家。世間は東條に全責任をおっ被せるのを、そろそろ見直す頃合いではないか。
由布子さんは戦後、どんな立ち居地で生きてきたのだろう。戦前は超セレブだった彼女。今で言うところの小泉孝太郎のような存在だったろうに、戦後は真逆の立ち位置にある。彼女は何を考えているのだろう。東條家の復権か、それとも、うらみつらみか?
私は齢84になる母に「東條英機の孫娘に会う」と言った。すると母に「私のかわりに拝んでおいて」と頼まれた。私は拝みこそしなかったが、母のため著書にご揮毫(きごう)を頂いたのは言うまでもない。
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