肥留間正明の芸能斜め斬り 大マスコミの情報垂れ流しは問題だ
2009年6月20日(土)15時0分配信 リアルスポーツ
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しかし当時の新聞、テレビ報道を見回しても取り調べ、DNA鑑定についての疑問などこれっぽっちも触れていない。警察情報をうのみにして菅家さんを犯人と断定して報じていたのは、最近まで大々的に菅家さんの言い分を報じていたテレビ、新聞の大マスコミではなかったのか。
実は最近、元自治大臣・国家公安委員長だった元衆議院議員の白川勝彦氏(弁護士)の「鳩がタカを喰う。翔べ!鳩山由紀夫」(音羽出版)という本を編集した。この本の中で白川氏は「小沢事件は検察とマスコミの共犯だ!」と断定している。元自治大臣であり、元国家公安委員長の断言だけに説得力があるのだ。
確かに小沢氏秘書逮捕を見ている限り、「関係者」というニュースソースをもとに検察の発表を垂れ流していたのは大新聞だった。小沢氏秘書は正直に記載したというのだが、巧妙に記載した二階俊博経済産業大臣は、おとがめなしだった。これでは国策捜査と指摘されても仕方がないだろう。
この検察発表を垂れ流して民主党を結果的につぶしにかかったのはマスコミと白川氏は指摘しているが、確かに大新聞の言い分を画面で見せながら垂れ流したのはテレビだった。テレビの主体性は一体どこにあるのだろうか。
鳩山前総務大臣と日本郵政の西川社長とのバトルがあったが、国民の財産である「かんぽの宿」を二束三文で売り飛ばしている西川社長の責任は明らかだ。しかしマスコミは西川氏を糾弾するわけではなく、逆に鳩山前総務大臣を〈火種〉として報じていたのだからお笑いだ。
役所に行けば、マスコミは「記者クラブ」という部屋をタダで提供してもらい、家賃など一切払っていない。NHK内部でも広大な記者クラブを大手新聞、スポーツ新聞は提供してもらい、今日もNHK情報を垂れ流している。そして国土交通省以上にひどいNHKの天下り子会社について触れることは全くない。
菅家さんを垂れ流していたテレビは、そろそろ菅谷さんをすっかり忘れるだろう。そして総選挙後は手の平を返して民主党一辺倒の報道を垂れ流しているはずだ。
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