実は世界にかなり存在する!土を食べる人々
2009年10月6日(火)11時0分配信 R25
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「はい、正解です。アジア、アメリカ、アフリカ、オセアニアなど、世界のあらゆる地域に、土を食べる習慣はあるんです。アフリカのペンバ島では、若い女性が妊娠を示すサインとして土を食べますし、ベトナムには土を網で焼いて客に出す習慣がある地域も存在します。ハイチには『テーレ』と呼ばれる土入りのビスケットもあるんですよ。日本でも、アイヌの人々がユリの根と一緒に煮て食べていましたし、妊娠した女性が壁土を食べたがるという話もあるんですよ」
と、教えてくれたのは『世界奇食大全』の著者、杉岡幸徳さん。なぜ、妊婦さんが土を食べたがるのですか?
「“土食症”と呼ばれる症状で、妊娠することによって鉄分不足になると、土を食べたくなるのです。また、時には子どもも、栄養が足りなくなると同じ症状が出るんですよ。土には、マグネシウムやナトリウム、カルシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれていますから、体が欲するのだと思います。ほかにも、カオリナイトという物質が含まれており、それは下痢を止めるのに効くため、中南米やオーストリアには下痢止めとして土を食べる人々もいます」
ちなみに、それらの土は食用のものなのでしょうか?
「いや、食用の土ではなく、その辺にある土を食べているはずですよ。そもそも、食用の土というものは存在しないでしょうし。ただ、やはり生はダメでしょうね。土には、ミネラルのほかに、寄生虫や虫の卵などもたくさん含まれているでしょうから。一度、火を通してから食べていると思います」
やはり、これまでの珍グルメ同様、土も生はダメか。いやぁ、しかしどんな味がするんですか?
「かすかに甘みはあるものの、基本的に無味無臭です。ただ、食べたあと、なぜか懐かしさを覚えるんです」
学生のころ、体育の授業などで砂ぼこりは口にしたことがあるけれど(じゃりじゃりと気持ち悪かったことしか覚えてません)、さすがに土は…。妊婦さんでも、栄養不足の子どもでもないけれど、土、非常に食べてみたいです!
(R25編集部)
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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
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