砂糖水をサイダーに変える魔法はある?
2009年10月11日(日)11時0分配信 R25
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そもそも炭酸水は、どうやって作るのか。どうも、炭酸ガスを加圧して水のなかに溶け込ませているようです。炭酸ガスって、まあ二酸化炭素のことですよね。そういえば、二酸化炭素は水に溶けにくいと理科で習った気がします。だから、圧力を加えて強引に溶け込ませるわけですね。この手法は、なかなか家庭では難しげな雰囲気です。
いや、炭酸ガスを加圧するのが家庭では絶対に無理というわけではありません。たとえば、家庭用の炭酸サーバーみたいなものは普通に売っています。ただ、だいたい“水以外のものは絶対に入れないでください”という注意書きがあるので、ただの炭酸水しか作れません。実際、手持ちのサーバーで炭酸水を作って気の抜けたサイダーで割ってみましたが、ヒジョーに薄いものになってしまいました。却下です。
そこで、ドライアイスを使うという手を考えました。ドライアイスは、いわゆる固体の二酸化炭素ですね。メチャメチャ冷たいので取り扱いに注意ですが、気の抜けたサイダーのなかに投入してみました。おおー、モクモクと大量に白煙が発生しています。これは期待できるかも。すぐ飲むと、ドライアイスが固体のまま残っていて危険なので、完全に溶けてからテイスティングみたところ…微炭酸というのがありますが、微微微微炭酸ですね、これは。やはり圧力を加えないとダメなのか。ドライアイスは気化すると体積がものすごく増えるので、密閉すれば圧力もかかるはず…しかし、これは絶対ダメです。爆発する恐れがあります。実際に事故も起きています。圧力系はあきらめましょう。怖いって。
というわけで、もう少し安全な方法はないかと調べてみたところ、人工の炭酸水の起源はレモネードに炭酸水素ナトリウムを加えたものであるとのこと。炭酸水素ナトリウムって重曹ですよ、重曹。食材のアク抜きや下ごしらえなんかに使ったりするやつ。松居一代先生なんかは、汚れ落としとして使ってますね。胃薬として服用したりもします。どうやら重曹とクエン酸を混ぜると、化学反応が起きて炭酸ガスが発生する、というメカニズムのようです。
重曹はスーパーで購入。クエン酸は炭酸水の起源にならってレモンで代用。早速、気の抜けたサイダーに氷を入れ、ちょっと重曹を加えて混ぜてみました。おお〜、ちょっと泡立ってきました。さらにレモンを絞ると、一層激しく泡立っています。ちょっと味見してみましょう。アレ? 見た目ほど、シュワッときませんよ。おかしいなー。じゃあ、重曹とレモンを入れて泡立った瞬間に飲んでみよう。う〜む、ちょびっと炭酸を感じるけど、すぐに雲散霧消。それに…苦い! 飲めたもんじゃありません。加えて食用可の素材とはいえ、あまり重曹を摂取しすぎるのはよくない。まとめると、ダメだこりゃ、です。普通に新しいサイダー買った方が早いがな。うまいし。安心だし。結論は、気が抜けたら新しいのを買え! …になりました。身もふたもなくて申し訳ない。
いやはや、とんまなレポートになってしまいました。まあ、実際にやってみなくちゃわからないこともあります。炭酸飲料好きの私としては、思った以上に低レベルなシロモノが出来上がってしまい、悔しかったですが。余った重曹は、洗い物に使おうと思います。
(R25編集部)
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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
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