テレビゲームが人に与えるいい影響って?
2009年10月26日(月)11時0分配信 R25
-PR-
実際にテレビゲームが悪影響を与えるかどうかについては、いろいろな意見があるようです。でもきっと、逆にテレビゲームがいい影響を与えていることだってあるのではないでしょうか? いや、きっとあるはずだ! …というわけで、テレビゲーム業界の社会貢献などを紹介している冊子『テレビゲームのちょっといいおはなし』を作っている、テレビゲームの業界団体・CESAの町谷太郎さんに聞きました。
「最近ではまず、DSの『脳トレ』や『Wii Fit』のように、人の脳や体にいい影響を与えようというコンセプトのゲームがありますよね。それと同じような感覚で、ゲームの面白さを活用し、『太鼓の達人』や『ワニワニパニック』などのアーケードゲームを、ご年配の方のリハビリに活用されている事例もあります」
ゲームをおじいちゃんやおばあちゃんのリハビリにですか? なんだか接点がなさそうな…。
「これは『テレビゲームのちょっといいおはなし・2』に掲載した事例なのですが、リハビリの動きとゲームで遊ぶプレイヤーの動きが似ているんですね。医療現場の方から、リハビリという単調でつらい作業にアーケードゲームを活用してはどうかという提案があり、実際にリハビリテーションの場にゲームの筺体を持ち込んでみたそうです。開始当初はリハビリ用・お年寄り用に用意したゲームを使用したのですが、それはあまり好評を得られず、改めて、実際に使われているアーケードゲームをリハビリ室に設置したところ、大変好評を得たということです」
確かに『ワニワニパニック』はワニがたくさん出てくると焦って体を激しく動かしちゃいますもんね。リハビリの他にも、京都の中学校では、ニンテンドーDSを英語の教材として使用する試みが行われた結果、生徒が覚えた平均語彙数が300〜400語増えるなど、確かな成果が出たそう。
「例えばゲームを教材に取り入れるところで、お子さんたちの学習意欲の向上が期待されており、さまざまな導入が検討されています。他にも、アメリカ・ウェストバージニア州では、KONAMIの『ダンス・ダンス・レボリューション』を活用してお子さんたちの健康維持に役立てるプロジェクト事例があります。反復性や、プレイヤーに対するフィードバックがあることがゲームの利点ですから、それをうまく生かすことで、ゲームは人にいい影響を与えられるのではないでしょうか」
ゲームの持つ面白さ、とっつきやすさをいい方向に生かしているってことですね。「それらを生かした、いわゆる“実用系”のゲームソフトはこれからも数多く出てくるでしょう」と町谷さん。ゲームをやっているうちに頭がよくなる時代がそのうち来る…!?
(R25編集部)
ゲームって社会的にいいことないの?はコチラ
※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25.jpでは図・表・写真付きのコラムを掲載しております
■「カルチャー」に関する過去のイチオシ記事
・テレビゲームが社会に与えるいい影響って? (2009.10.15)
・世界の“プロゲーマー”事情って一体どうなってるの? (2009.10.01)
・日本で“プロゲーマー”になる方法って? (2009.10.01)
R25.jpの記事をもっと見たい方はコチラ。