フォルダinフォルダの限界は意外に浅い?
2009年10月26日(月)11時0分配信 R25
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なんと開始から45秒後、最初のフォルダから数えて24個目のフォルダまで入れ子を作ったところで、右の画面とともに、その先に進むことができなくなってしまったのである。
果たして、フォルダの入れ子は、たった24個で終わりになってしまうものなのだろうか? これでは、腕のいいロシアの職人さんが作ったマトリョーシカ程度のビックリ加減である。
ここで気になるのが、探検隊の行く手を阻んだメッセージにある
「ファイル名または拡張子が長すぎます」
という文言だ。これは、いったい何を意味するものなのか??
「それは文字通り、ファイル(フォルダ)につけた名前が長すぎるときに出る警告ですよ」
と教えてくれたのは、パソコン関係の書籍を出している出版社に勤める知人。
以下は、探検隊と知人との会話の採録である。
探「でも、フォルダの名前は『新しいフォルダ』だよ。これって全然短いじゃない?」
知「確かに、ひとつひとつのフォルダについている名前は短いんですけどね。ここで言うファイル名っていうのは、パソコン(ハードディスクなどの記憶装置)の中のどこにファイルやフォルダがあるかを示す『パス名』のことなんですよ。フォルダのウィンドウの上部に『アドレス』欄がありますよね? ここに表示されているのがパス名です」
パス名の例:
d:\Documents and Settings\user\My Documents\新しいフォルダ\新しいフォルダ\新しいフォルダ\新しいフォルダ\新しいフォルダ\新しいフォルダ…
要するに、標準的な使い方をしているウィンドウズの場合、パス名の長さに制限があり、環境にもよるが全体で半角240文字(255文字の場合も)以上で警告が出るというのだ。
探「…ということは、今回の冒険の失敗は作成したフォルダに『新しいフォルダ』という名前をつけていたのが原因、ということになるのかしら?」
知「ですね。これが半角で「0」など極力短い名前にすればするほど理論上、より“深い”階層までフォルダを作っていくことができるはずです。さらに言えば、最初のフォルダを作る場所も重要で、『マイドキュメント(d:\Documents and Settings\user\My Documents)』ではなくハードディスクなど記憶装置の直下(d:)にしたほうが、よりパス名を節約でき、フォルダの“深さ”が稼げる計算です!」
…と、まぁ無理やりドキュメンタリーチックにする必要もなかったわけだが。
ともかくこれで、探検を再開する準備が整った。今度はアドバイスのとおり、ハードディスク(d:)の直下からフォルダ作成を開始。フォルダの名前は簡潔に最初から「0」〜「9」の順で繰り返し数字をつけていくことにする。果たして…
“その時”が訪れたのは、開始から234秒=約4分後。最初から数えて118個目のフォルダまで入れ子を終えた瞬間であった。ちなみに「エクスプローラ」で見るとこんな感じ。
なんだか可愛いですな。
ちなみに、この場合のパス名の文字数は全体で半角240文字。
まさに予定通りの結末であった。
というわけで。拍子抜けするほどのスピードで終わってしまった今回の冒険なのだが。
冒険を通じ、こんなことがわかったのでご報告しておく。
・フォルダの“入れ子”は意外とできないものだ。
・とはいえ、こんなに深い階層までしまっておきたいファイルは、多分ないので大丈夫。
・こんなにたくさんのフォルダが入っているのに、サイズは「0バイト」。
・実際に作成作業を進めていくと、深い階層になるに従い、処理速度が遅くなる。
・作成した118個のフォルダをすべて開くには、キーボードからでも1分以上かかる。
・フォルダを開いていく場合でも、深くなるほど処理速度が遅くなり不安な気持ちに…。
・使用OSや環境次第では、もっと深くまで入れ子ができる可能性もあるらしい。
・連番を振りながらの作業は結構神経を使う。脳トレになるかも。
(R25編集部)
フォルダの“入れ子”はどこまで可能?はコチラ
※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
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