ゲーム音楽ってどうやって作ってるの?
2009年11月9日(月)11時0分配信 R25
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ゲーム内の街に入ると和やかな曲が流れたり、ボス戦ではハラハラさせる緊迫感のある曲が流れたり、気分を盛り上げてくれます。聞き慣れると、ついついその曲を口ずさんでしまったり…なんてこともありますよね。
そんな“ゲーム音楽”って、どうやって作っているんでしょう? やっぱり全部PCで打ちこんで作っているんでしょうか? PS3の『龍が如く3』やWiiの『428 〜封鎖された渋谷で〜』など、多くのゲーム音楽制作を手掛けるノイジークロークの坂本英城さんに聞きました。
「基本的にはPCでの打ちこみですね。作曲の際には、PCと接続した鍵盤を使い、演奏しながら打ちこんでいく人もいれば、マウスで楽譜をポチポチ書いていく人もいます」
PCで作曲する場合、作曲を行うための“シーケンサー”と呼ばれるソフトの他に、ピアノや弦楽器、管楽器など様々なソフトウェア音源を追加することで、クオリティの高い音を生み出せるそう。例えばピアノのソフトウェア音源の中には、あたかも生で弾いているかのような自然な強弱や演奏の揺らぎが表現できたり、ヤマハやスタインウェイなど、メーカーによって違う様々なピアノの音を再現できるものもあるのだとか。
「最近はゲーム機本体の性能が上がっていますから、音楽もよりハイクオリティなものが求められます。実際に楽器を演奏して、スタジオで録音することもありますよ。その場合、お金がかなりかかってしまいますが(笑)。実際にPSPの『勇者のくせになまいきだ。』というソフトでは、リコーダーやピアニカなどの楽器を演奏し、すべてスタジオで録音を行いました」
『勇者のくせになまいきだ。』シリーズの音楽は、ゲームのグラフィックに合わせ、“懐かしさ”を演出するために、小学校の授業で使う楽器だけで演奏されているそう。録音した生音がそのまま使えるなんて、昔の単調なゲーム音楽に比べて、ずいぶんと進化しているんですね。でも、逆に考えれば、限られた音数で印象深いゲーム音楽を作らなければならなかった昔のクリエイターも、ずいぶん大変だったんでしょうね。
「そうですね。ファミコンなんかは一度に4音までしか出せず、その制限の中で効果音も発音しますので、作曲においては工夫が必要でした。そんな厳しい制約の中で多くの心に残る曲を生みだした『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』シリーズはすごいと思いますね」
今でも続いているシリーズでも、メインテーマはファミコンのころに生み出されたものがたくさんあるそう。
「例えば『ゼルダの伝説』の“テッテテー テッテレレレレー♪”という、フィールドで流れるBGMもファミコンのころからあります。今でも『ゼルダの伝説』のあの音楽…といえば、あのメロディーを思い出しますよね。音楽はゲームの印象を決定づける重要な要素だと思いますよ」
なるほど。今度ゲームを遊ぶ時は背後に流れるBGMも意識してプレイしてみますね!
(R25編集部)
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