腕時計の風防ガラスはダイヤモンドに次ぐ硬度!?
2009年11月6日(金)11時0分配信 R25
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「腕時計の風防に使われるガラスは、大きく2つに分けられます。クリスタルガラスとサファイアガラスです。より傷に強いのは、サファイアガラスの方。地球上では、ダイヤモンドに次ぐ硬度の物質なので、ちょっとやそっとの衝撃では傷が付きません。名前の通りサファイアですから、高価なんです」
サファイアガラスって、宝石のサファイアと同じなんですか?
「基本的には同じですが、宝石のサファイアよりも高純度のアルミナという物質を数十時間かけてバーナーで溶かしながら結晶化させて作った、人工サファイアのことです。さらにクロムを混ぜれば赤くなり、鉄やチタンを混ぜれば青くなります」
実際に見せてもらった人工サファイアの結晶は、直径3.5cm、長さ12cmほどの円柱状で、ズッシリした重量感。見た目はガラスの塊のようですが、これが巨大なサファイアなのだと思うと、ちょっと緊張…。
「この円柱を薄くスライスして、風防ガラス用に加工していくのですが、その加工が大変です。何しろダイヤモンドの次に硬い物質ですから、ダイヤの粉を付着させた刃を用いて切っていきます」
サファイアをダイヤモンドで! 確かにお金もかかりそうです。ちなみにサファイアガラスは硬いだけでなく、光透過性が高いうえ、耐摩擦性・耐熱性も高いことから、腕時計の風防ガラス以外にも、実験装置の覗き窓部分の素材としても利用されているそう。ガラスは「割れモノ」のイメージが強かったのですが、腕時計のガラスは、こんなにも硬くて丈夫なモノだったとは! 驚きました!
「ただ、硬いというのは、“しなり”がないということでもありますから、手荒に扱うのはよくありません。これは、あくまでも表面の傷について耐性があるということ。上からガンガン金づちで叩いたりすれば、割れてしまうこともありますよ」
わ、わかりました! 腕時計は、あくまで「大切に扱う」が基本だということですね。わざと叩いたり、落としたりしてウンチクを語る、なんていうのはやめておいた方がいいみたいです!
(R25編集部)
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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
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