デキる独身は日曜→月曜で遊ぶ
2009年10月31日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
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休日は気の向くままにぜいたくに……も、独り身だからこそだ。とはいえ、人気の高級旅館ほど不景気なんてどこ吹く風、土曜は半年先まで満室が当たり前。1000円高速の影響で道路の渋滞もヒドイ。ならばいっそ、休日は〈日曜→月曜〉というのはどうだ。
システム会社に勤めるAさん(38)は、ちょっとした高級温泉旅館マニアだ。ここ数年、関東周辺にオープンした宿を情報誌で見つけては予約を入れ、彼女と2人で足しげく泊まりに出かけている。
そんなAさんは、もっぱら〈日曜宿泊派〉。理由は単純明快、超人気の高級旅館も、日曜なら予約が取りやすいからだ。
「サービスは、土曜も日曜も変わらない。でも、満室になることがまれな日曜は、宿側も余裕を持って接客してくれる。すごく得した気分になれるんです」とAさん。
旅行ジャーナリストの岡崎大五氏も「泊まるなら日曜日です」とこう言う。
「高級旅館は部屋数が少ないから、金、土、祝前日は泊まった客がチェックアウトする際に、半年先の予約を入れれば、もう満室。料金が安い月〜木曜は、リタイアした年配客でぎっしりです。日曜はぽっかりあいた“穴場”なのです」
日曜の宿泊料金は、土曜の料金からちょっと安くなる程度。平日に比べても、2割ほど割高だ。でも、カネが自由に使える独身男なら、問題ないだろう。
得なのは、高級旅館に泊まれるだけではない。
「“料金1000円”で大渋滞の高速道路も、日曜午後の下り車線ならスイスイ。土日は駐車場に入るのに数時間待ちのアウトレットも、月曜午前からゆっくり買い物を楽しめます」と前出のAさんは言う。
日曜→月曜休みはバラ色。いいことだらけだ。
●波風は立てず、段取り力を上げる
だが、月曜といえば週の始まり。重要な会議や部会が控えている会社も多いはずだ。ましてや30代半ばを過ぎれば中間管理職。「月曜休みなんて」と諦めムードの独身男も多いだろう。どうすれば、スマートに休めるのか。人事コンサルタントの菅野宏三氏が、こうアドバイスする。
「夏休みや年末年始、GWなど大型連休の直前直後や、会社の繁忙期を避けるのは鉄則。休みを取る時期やタイミングは、しっかり見極めることです。休む事由は、波風を立てないためにも、親や親戚の介護など、自分以外の都合にするのがベターでしょう。遅くとも3週間前には根回しを始めるべきです」
当然、仕事は前倒しだ。Aさんも、「彼女と示し合わせて、1週間前から〈月曜休みモード〉にスイッチを切り替え、人に任せることを極力ゼロにすることを心掛けています」と言う。
「月曜休みを1年に2、3回取れると、他人と違ったリフレッシュになる。それどころか、結果的に根回し力や段取り力も磨かれます」(菅野氏=前出)
独身男には、まさに一石三鳥だ。
(日刊ゲンダイ2009年10月28日掲載)