今時の女がイケメン男性より心ときめかす
2009年11月8日(日)10時0分配信 日刊ゲンダイ
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二枚目やハンサム、イケメンでもない、「萌え男子」なる呼び名が流行とか。アキバ系オタク達が心ときめかす際に使う感嘆符(!?)“萌え〜”を引用した造語で、先月には52人の人気女性漫画家達が絵と文で萌え男子を紹介した「萌え男子がたり」(1260円)なる本まで出版された。出版元・ブックマン社の山口美生さんがこう説明する。
「萌え男子とは単なる二枚目ではなく、その彼が醸し出す雰囲気や見せるしぐさ、佇む状況など全てを含んだ、好みの男性像を指します」
本では「白衣男子」(職人的ストイックさが漂う理工系白衣男子を羽交い絞めにしたい)、「喪服男子」(黒に身を包んだ男達がかもし出す、寡黙でストイックな独特の美しさ)、「疲れたリーマン男子」(長年戦い続けた男性だけが持ちえる『戦闘服』の成熟した魅力)と“萌える”理由も実に様々に紹介。女性特有
の鋭い観察眼、微細に富む男性嗜好ぶりには驚く。
「飲み会や合コン等で男女の接点は増えても、やっと出会えたイケメンなのに、実は中身が空っぽだったという二枚目神話の崩壊も多い。そこで女性たちが自分が最も惹かれる男性像を模索、問い詰めて導き出したのが萌え男子なのです」(山口さん)
男達には到底難解な乙女心の“胸の内”というべきか。極めて希少な“枯れ専(初老の男性好き)”女性でも探してみますか……。
(日刊ゲンダイ2009年10月30日掲載)