今、もっとも注目すべきご当地ラーメンはどこ?
2009年9月6日(日)11時0分配信 R25
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今、ご当地ラーメン最前線はどうなっているのか!? 週刊誌連載やテレビ番組リポートのレギュラーを多く抱え、1カ月の半分を全国食べ歩き取材に費やすフードジャーナリスト、はんつ遠藤さんにご登場願いましょう。
「燕三条背脂ラーメンは、極太麺に大粒の背脂がたっぷり振りかけられたコッテリ系、富山ブラックは文字通り真っ黒な醤油ラーメンです。最新のご当地ラーメン事情は面白いですよ。つい先日、札幌を訪れましたが、注目の新店は“非”札幌系ばかりでした。東京では数年前に“ご当人ラーメン”(クリエイティブな職人を前面に出した店)ブームが到来しましたが、この流れが全国にも波及し始めたのですね。特に、つけ麺は全国的に大人気です。濃厚豚骨魚介のつけ汁に魚粉を振りかけて提供する『六厘舎』(大崎)出身の職人たちが、札幌や沖縄に店を出し、いずれも大行列を作っていますから」
味噌ラーメン文化が開花した札幌で、“すば”文化の沖縄で(※「すば」=沖縄そば)、東京流つけ麺が大ブレイクだって!? 地方のオール東京化は、もはやラーメンにまで及んでいるのでしょうか…。
「それは、ひとつの進化の形でしょう。決して目立ちませんが、それぞれのご当地では、老舗が確固たる味を守っており、昔ながらの良さを感じさせてく れます。他方で、若いラーメン職人は伝統をベースに、一手間、二手間かけて新たな味を創造している。たとえば、飛騨高山ラーメンの名店『豆天狗』では、かの地の特徴であるキリッとした醤油味を守りつつ、流行のつけ麺をライトな醤油テイストでまとめました。現店主の明確な志を感じます」(同)
なるほど! ネオご当地ラーメンとでもいうべきスタイルが、全国のそこかしこで誕生しているわけですね。う〜ん、今すぐ地方遠征に出かけたくなっちゃいました。全国を巡ってきたはんつさん、イチオシの一杯を教えて!
「ズバリ、高知県須崎市の『鍋焼きラーメン』です。ご覧の通り(※写真参照)、鍋でグツグツ煮込んだユニークなラーメンです。だけど、これがすごくおいしい! スープは鶏ベース。細麺もコシがあって絶品です。そうそう、鶏チャーシューも歯ごたえがあって、コリコリとした食感がたまらないんだよなぁ…」(同)
スト〜ップ! あまりに麺欲をそそるコメント、たまりませんって! 原稿執筆が終わったら、今すぐラーメンひとり旅にも出たいところですよ…。
ともあれ、昔ながらの伝統を守り続ける店あり、果敢に攻めへと打って出る店あり。全国のラーメン事情も、ますますごった煮状態で面白くなってきているのは言うまでもないっス!!
(R25編集部)
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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
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