ご当地ラーメンってどうやって生まれたの!?
2009年9月1日(火)11時0分配信 R25
-PR-
「当館ではご当地ラーメンを『郷土ラーメン』と定義し、26種類を選んでいます。これ以外にも小規模なラーメンはありますが、なにぶん定義がないもので…。ある程度、地域的に広がっているものをピックアップしました」(新横浜ラーメン博物館ラー博事業部・中野正博さん)
郷土ラーメン…。確かに、旅先のラーメンって、ちょっと郷土料理感覚で食べちゃいます。その土地の空気感や旅情もコミで食べるから、無性にウマいんっス!
「ご当地ラーメンは、その地の人々の口に合うよう改良された『郷土料理』になっています。日本は縦に長く伸びた島国ですから、地域によって気候・風土が多様。結果として、ラーメンという食文化も多彩になるのです」(同)
冬の寒さに耐えるたくましさを感じる札幌ラーメン、豚骨100%が九州男児らしい一本気な博多ラーメン、つるりと食べられる粋な醤油の東京ラーメン。確かに、ラーメンはその土地の気風を雄弁に物語っています。
しかし、日本初のラーメン店が登場したのは1910年のこと(※当連載第1回参照)。たかだか100年しか歴史がないのに、どうして26種類以上ものラーメンに分派したのでしょう?
「ご当地ラーメンの誕生には2つのパターンがあります。背景にあるのは関東大震災と太平洋戦争。ひとつは、震災で住居をなくした中国人が各地に移住し、母国の味をその土地に合うように改良していったパターン。それが繁盛し、のれん分けや模倣によって広まった、という流れです。もうひとつは、戦後中国から引き揚げてきた人たちが、中国人に習った麺料理を地元で提供し始めたパターン。私も多くの地域を取材してきましたが、郷土ラーメンのルーツはこの2パターンがほとんどです」(同)
各ご当地ラーメンは中国からノウハウを直輸入し、栄えていったわけですか。中国四千年の力、恐るべし!
そしてもちろん、懸命にラーメンを進化させ続けてきた先人にもリスペクト! あらためて、ラーメンが持つ生命力を感じた次第です!
(R25編集部)
ご当地ラーメンが増殖し続けるワケはコチラ
※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25.jpでは図・表・写真付きのコラムを掲載しております
■「ライフ&マネー」に関する過去のイチオシ記事
・今、もっとも注目すべきご当地ラーメンはどこ? (2009.08.24)
・ラーメンフリークって年間何杯ぐらい食べているの? (2009.08.10)
・麺フリークたちに学ぶラーメンの食べ歩き方 (2009.08.10)
R25.jpの記事をもっと見たい方はコチラ。