細麺、太麺、平打ち麺、etc.ラーメンの麺が多様化した背景は?
2009年10月14日(水)11時0分配信 R25
-PR-
最近、ラーメン屋さんで「麺のチョイス」について聞かれることが多くなったような気がしませんか? 「味噌ラーメンは太麺で、塩ラーメンは細麺でご提供します」といったように、スープに合わせて麺を使い分けているお店もありますよね。
ボクが子どものころ、ラーメンといえば黄色くて中太の中華麺しかなかったような…。気がつけば、細麺、太麺、極太麺に平打ち麺、縮れ麺等々、バリエーションはすごく豊富になっています。
麺の種類がこれほど豊富になったのはナゼ? 150種類以上の麺を手がけている製麺所「浅草開化楼」営業担当(にしてフリープロレスラー)、負死鳥カラスさんをたずねてみました。
「30玉ぐらいの小ロット(製造単位)からでも、オリジナルの麺を作れるようになったのが大きいんじゃないでしょうか。製麺所は小規模工場で、フットワークよく対応できるところが多い。ウチの場合、ラーメン店から製麺のオファーを受けたら、スープにピッタリ合う麺を店主と一緒になって試行錯誤しながら開発するんです。結果的に、種類はすごく増えちゃいましたけど(笑)」
ちなみに、浅草開化楼はラーメンフリークの間では知名度の高い製麺所。濃厚な魚介フレーバーが効いたつけ汁に超極太麺を合わせワシワシ喰らう、『六厘舎』につけ麺用の麺を提供していることでも有名です。いわば、ネオつけ麺ブームの火付け役といったところでしょうか?
「麺はつるつるでなめらか――というイメージじゃなくて、ゴワゴワっとした食感の超極太麺をワシワシ、ガツガツ食わせる。そんなつけ麺を浸透させたかったんですよ」
確かに、スープを別にすることで、麺本来の味をダイナミックに味わえる「つけ麺」が人気を呼んだのも、麺の注目度が高まった要因の一つですよね。しかし、この太麺化の波はどこまでいくの? 10年後のボクらは、ソーセージなみのギガ太麺をほおばってたりして?
「(無視して)麺の形態は、もう行き着くところまできています。最近では、モチモチ食感を出すため、小麦粉以外のタピオカなどを練り込み、不思議な食感をウリにする製麺所も増えてきました。あと、竹炭や唐辛子、ほうれん草や昆布などを麺に練り込んで、色や食感に変化をつける流れもあります。ただ、本来の中華麺は小麦粉とかん水で作るもの。小麦粉のブレンドで魅せるべき、と個人的には思っています」(同)
麺業界にもハイブリッド化の波ですか。トリッキーな変化球系もあり、カラスさんのように原点回帰をねらう王道系もあり。多種多様な麺がしのぎを削ってこそ、ラーメン界も面白くなるってものです。さらなる麺の進化に期待したいですね!
(R25編集部)
ラーメンの主役、麺を語れる男になるはコチラ
※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25.jpでは図・表・写真付きのコラムを掲載しております
■「ライフ&マネー」に関する過去のイチオシ記事
・ラーメンの麺をおいしくゆでるテクニックとは? (2009.10.05)
・ラーメンのスープって、どんな素材がベースなの? (2009.09.24)
・ラーメンのスープを一口飲んでその原料を当てることは可能なのか? (2009.09.24)
R25.jpの記事をもっと見たい方はコチラ。